今日もお知らせを。
現在、SILVANA MANETTIの期間限定イベントを24日(日)まで開催中の当店CASANOVA&CO。
そして、先日のブログでも、チラッと少しだけ触れたけど、今週末23日(土)からは、更なる濃度UP。
なんと"ダブルイベント"。
最近というか、全然そんなことやってこなかったけど、いろんな理由があって、滅多に見られないダブルイベントだ。
しかも、どちらもすごい。
23日(土)より。
"taupe D.Motoike"
"Artisan's belt" ORDER EXHIBITION
鳥取県米子市が誇る本池さん。
知ってる人もいると思いますが、お父さんは、世界唯一の"革人形師"である"本池 秀夫さん"。
2016年には全国で革工芸で初めての県指定の無形文化財保持者に認定され、更には、文部科学大臣賞をも受賞された方である。
2022年にはMOTOの設立50周年を記念して、鳥取県米子市に世界初のレザーアートミュージアム「本池美術館」を開館している。
そのようなお父さんのもとに生まれ、レザーブランドMOTOをブランドとして大きく飛躍させ、ブランド随一のレザークラフトマンとして"25年"もの期間、活動されていた"本池 大介さん"。
家業であるブランド"MOTO"をしっかり道筋を立てた上で、2020年よりご自身のより濃度の高いブランド"taupe D.Motoike"を始められたそうだ。
本池大介さん、本池秀夫さんの名前で検索をすると、凄まじい情報がたくさん出てくるから。
こう見えて、僕も鳥取県米子市が生まれである。
鳥取県といえば、砂丘か、鬼太郎か、コナンか、本池さん一家である。
マジでそのレベル。
まあ、砂丘とかそういうのはどうでも良いけど、今回、晴れて鳥取県の星である本池さんと一緒に仕事をさせて頂けるようになったことを大変誇りに思います。
上記のように、お父さんが世界的な革人形師だったこともあり、生まれながらにして、とても身近に"革"が存在していたという本池大介さん。
幼少期から、遊びの感覚で"革に触れる"ということが当たり前にあったそうです。
そして、家業としての革職人になるべく、幼い頃から、お父さんが行なうものづくりのアトリエに入り、厳しい修行時代を過ごされたそうだ。
日々、革に向き合い、素材の持つ可能性を探究し続け、20歳からは"革職人"としてだけではなく、"金や銀"などの貴金属を用いたものづくりを習得するためにイタリアのフィレンツェで研鑽を重ねた時期もあったそうです。
そのようなものづくりを積み重ね、天然素材を長年知り尽くしてきた本池大介さん。
"革と貴金属"における超"専門家"が自らの手でアトリエで製作をするブランドコレクションである。
それがtaupe D.Motoike。
ここ最近、当店CASANOVA&COでは、ベルトの取り扱いというのはほぼ行なってこなかったんですよ。
それは、taupe D.Motoikeで、"Artisan's belt"という存在を数年前から認識していたから。
しかしながら、そのタイミングをずっと見極めていた。
そして、その上、ブランドでも"Artisan's belt"というのは、常に製作ができるというものでもない。
先述のように、本池さんの長年の経験から"ベルトに最良であるレザー"が見つかった時にのみ製作をするというもの。
我々のようなセレクトショップが、希望をすれば常に製作をしてくれるものではなく、本池さんご自身が納得した革でのみつくるというものだ。
ただ、実は、今回のオーダーベルトのイベントも、何度か日程の延期を行なったの。
それは、本池さんご自身が"純銀バックル"をつくり上げるという理由に加え、その使う革。
革を知り尽くした本池さんに、「CASANOVAは、運が良いね」と言ってもらえた超絶マテリアル。
本来使う予定にしていた革ではなく、当初の予定を変更し、ギリギリのギリまで待った結果、本池さんでさえも「これまで見たことない」と言われるほどのレザーを使うことが実現しました。
僕も、事前にその革のことは聞いていたけど、、、
今回のベルト、実物を見た時に、心が震えた。
僕が人生で出会った中で、圧倒的No.1のベルト。
と言える。
心が奥底から震え、衝撃を受けた。
これこそ、その道で30年以上もやってきた本池さんが
「これが今、ベルトとして最良」と選ぶ革、本池さんがご自身でつくる純銀バックル、そして、本池さんが形にするArtisan's beltの持ちえるパワーというものなんだと思う。
これまで、数年間温めてきたもの。
遂に、CASANOVA&COでお披露目する時がやってきました。
しかも、それが、とんでもないレベルのもので完成しました。
是非、全員が度肝を抜いてください。
数量限定。
明日か明後日に、詳細を紹介しますね。