今日は、お知らせしているnonnotteのコレクションの続きを紹介しますね。
昨日お知らせした時には、6種類しか当店に到着をしていなかったのですが、今日の朝、無事に全量納品。
ただ、予定通り、商品ではなく、サンプルが並ぶものもありますが。笑
今日は、いつも通りにこのブログを書いてたらイベント当日になってしまうくらい、まあまあ多いので、ヴィジュアルメインで紹介させてもらいますね。
だから、ヴィジュアルでお楽しみください。笑
nonnotte
Draping Crew Neck Pullover
material _ COTTON 100%
color _ WHITE
size _ 3,4,5
nonnotte
Draping Crew Neck Pullover
material _ COTTON 100%
color _ BLACK
size _ 3,4,5
まずこれ。
カットソーでもドレーピングを行なうnonnotte。
フツーのカットソーの形じゃないです。全然。
その上、生地が光ってる。
これは、森下メリヤスさんというところのスーピマのオリジナルワタを使ってるそうです。
60番手双紙の糸を引き揃え、それを限界密度で編んだもの。
編み地は、スムース編み(両面編み)という生地のタッチが滑らかになるものなのですが、森下メリヤスさんのオリジナルワタのクオリティがあり、かなりのものになってる。
加えて、森下メリヤスさんがカットソーで行なう、"スペシャル加工"を施すことで、嘘のような肌あたりに仕上がってるカットソー。
この加工は、本来は、あまり原料の良くないものを引き上げるために行なう仕上げ加工だそうですが、nonnotteでは、クオリティの高い原料に、スペシャル加工を施したもの。
だから、すんごいタッチしてますよ。
でも、確かに高密度であるのを感じるから、ペラくないし、かなり頼れそうな感じ。
やはり、カットソー分野のプロである杉原さんの凄みを感じるものですよ。
実物着て、驚いて。
nonnotte
Draping Cardigan
material _ COTTON 100%
color _ WHITE
size _ 3のみ
nonnotte
Draping Cardigan
material _ COTTON 100%
color _ BLACK
size _ 3のみ
次は、これ。
先ほどの森下メリヤスさんでの同生地のカーディガン。
こちらは展示会の時に、体格が大きい方が着るイメージができなかったので、サイズは最小サイズの3のみオーダーしています。
でも、今、そのオーダーする時点に戻ったら、フルサイズで取り扱ってる。
そう。
後悔しています。
それくらいのカーディガン。
先ほどのカットソーの上に、アンサンブルとしてカーディガンを着てる。
いや、こんなにカッコいいのにね。
なんで、サイズ3しかオーダーしてないんでしょうね。
しかも、一点ずつ。笑
CASANOVAバイヤーの目は、フシ穴なんじゃないかって思うレベルですよこれ。
生地の光沢の出方、カーディガンのフォルムの出方、目を見張るものがある。
サイズが合う方は、見た方が良いと思う。
nonnotte
Draping Long Gilet
material _ WOOL 75%,CASHMERE 25%
color _ Taupe
size _ F
昨日も紹介した"リバー縫製"のベスト。
両面起毛のウールカシミヤビーバーをリバー縫製してるから、秋冬にはかなり良いのは簡単に想像できるシリーズ。
フリーサイズでありながら、肩の収まりも良くできた、着丈が長めのベストです。
ネックは、こう。
スタンド形状のネックがそのまま続いて、チンストになってる。
フリーサイズ展開で、袖もない"ベスト"というnonnotteでは珍しいものなのですが、ドレーピングにより、身頃が"真っ直ぐ"落ちるように狙ってる設計です。
nonnotte
Draping Bomber Jacket
material _ WOOL 75%,CASHMERE 25%
color _ Taupe
size _ 4,5
続いてこちら。
リバー縫製で、このようなブルゾンタイプのものって全然見たことない。
この縫製仕様であれば、やはりコートという着丈の長いものが最大に魅力が発揮されるものであるため、丈の短いブルゾンって、つくられることないんじゃないかな。
でも、軽いし、柔らかい着用感だし、車移動の方には、秋冬シーズンにはハンパじゃないメリットがある洋服だと思う。
もちろん、コートの魅力ってあると思うんですが、これ着た状態で、そのまま車に乗って、そのまま外に出られる。
軽快さと見た目の良さ、柔らかい暖かさが備わってるから、かなりの名品登場してると思います。
ブルゾンというものですが、杉原さんのドレーピングテクニックによるnonnotteフォルムは健在。
nonnotte
Draping Bias Sleeve Overcoat
material _ WOOL 75%,CASHMERE 25%
color _ Taupe
size _ 4
リバー縫製シリーズの最後はこれ。
nonnotteフォルム、リバー縫製の魅力が最高潮に発揮される分量のあるコート。
もの凄い造形をしたコート。
バックには、大きなカーブしたダーツ。
これは、"アームホールダーツ"というnonnotteの超設計。
コートに複雑に入り込む切り替えは、"デザイン切り替え"ではなく、全てがこのコートの造形を生み出すために必要なもの。
シームを利用して、生地の地の目を操り、その地の目と切り替えを利用した超ドレープを生み出す。
ここまでのレベルのものをデザイナーが自らつくり上げる。
どこから見ても、着用者のボディラインが一切現れないコート。
動くとこの"超造形"。
コートの全てが、一体となって繋がってる。
着用者の動きに合わせて、ドレープのハンパじゃないのが出るんですよ。
このコート着て、街で信号待ちしてる時に、この動作したら、後ろにいる全員が釘付け。
裏地も芯地も使用されない"リバー縫製"。
特にnonnotteのリバー縫製は、めちゃくちゃ綺麗ですからね。
シームが生きてる。
昨日のブログでも書きましたが、ブランドコレクションでは、全部で5つあった内の4種類を取り扱いしています。
プライスは大物ですがね、リバー縫製のアウター、しかもドレーピングされてるものってなったら、nonnotte以外に代替がきかないですからね。
とても良いラインナップをご覧頂けると思います。
nonnotte
・Slit Crew Neck Pullover
・Knit Pants Extra Wide
material _ YAK WOOL 64%,WOOL 32%,POLYURETHANE 4%
color _ YAK NATURAL × TOP GRAY
size _ F (どちらも)
こちら。
これまでnonnotteをご覧頂いたことのある方は、昨年に登場したこのシリーズを覚えて下さっている方もいるかもしれません。
このニットシリーズも、素材とドレーピングの一流領域に存在するnonnotteデザイナー杉原さんならではの洋服づくり。
まず、素材は、ヤクのナチュラルカラーと、ウールのトップ糸(繊維のワタ状態で色がブレンドされた糸)を組み合わせてる。
それを機械編みの限界の密度で編んだものです。
ただ、そのマシンの限界ではなく、杉原さんが目指すものが、"物理的な限界"。
マシンで編むことのできる限界密度の編み地にポリウレタンのゴム糸を挿入し、その伸縮で更なる限界値、"物理的な限界高密度"にしたというニットです。
だから、ニットそのもののボリューム感がすごいの。
その上、物性としてとても自立してるし、伸びてダレてしまうことがないニットだから、ニットウェアとして、誰も到達できなかった洋服のフォルムをつくることを可能にした。
それにね、ニットって、"生地を構成する目が直線の連続"。
だから、真っ直ぐなものしか出来上がらない。
そのような理由で、形状のセオリーが決まってるのですが、、、、
それを利用して、ニットのフォルムをドレーピングで形成したという驚愕シリーズのものです。
そして、セーターの方は、2パターンでの着用が可能。
ネックのサイドに入るスリット。
現在、クルーネック。
ネック位置を前方にスライドさせると、サイドスリットが開き、Uネックセーターとなる。
その上、身頃のドレープがグッと際立つ。
セーターの造形と、パンツのボリューム。
ニットのパンツでここまでボリュームのあるものは物理的につくれない。フツーなら。
ダレて、伸びちゃうから。
このパンツは、物理的な限界密度だから、このフォルムの形成が可能。
これは奇跡のパンツだ。
nonnotte
Single Turtle Neck Pullover
material _ YAK WOOL 64%,WOOL 32%,POLYURETHANE 4%
color _ YAK NATURAL × TOP GRAY
size _ F
そして、同じ素材のタートルネックセーターも。
このアームホールの三角形構造が、このセーターの造形をつくりだす。
なかなか良いムードあるでしょ。
nonnotte以外で、ニットのセットアップでこのレベルのものは出会えないと思いますよ。
nonnotte
・Slit Crew Neck Pullover
・Knit Pants Extra Wide
material _ YAK WOOL 64%,WOOL 32%,POLYURETHANE 4%
color _ YAK NATURAL × WHITE
size _ F (どちらも)
こっちの色も。
色が明るい分、こちらの色の方がその構造がよく分かります。
前後差がある着丈は、クルーネック時には、フロント短くバック長め。
Uネック時には、差がなくなるという設計です。
ニットパンツだとは信じられないEXTRA WIDE。
ニットなのに、コントロールされる造形。
ハンパないことになってる。
ちなみにウエストにはニットのコード付き+ベルトループ付きです。
誰でも安心して穿ける。
nonnotte
Single Turtle Neck Pullover
material _ YAK WOOL 64%,WOOL 32%,POLYURETHANE 4%
color _ YAK NATURAL × WHITE
size _ F
そして、最後。
こちらの色もタートルネックある。
パンツは、イザベラ。
驚愕のカッコよさ。笑
nonnotteとIsabella Stefanelliのムードもかなり良いと思いますよ。
以上の、昨日と今日紹介したもので、nonnotteのコレクションラインナップです。
あとは、"プチ別注"と"大別注"。
また明日紹介しますね。