DAN TOMIMATSU "NEW MODEL"

当店で数少ない主に男性向けのジュエリーとして扱ってる DAN TOMIMATSU(ダン・トミマツ) 富松 暖さんがデザイナーのジュエリーブランドです。 これまで、以前にブランドと一緒にオーダー形式のイベントを行ったこともあれば、通常展開も常にしています。 ブランドの最も認知のあるシリーズの"Unbound(アンバウンド)"から、2年ほど前に生まれた"Enlink(エンリンク)"、そして、ハイエンドラインの"Dissolve(ディゾルブ)"まで、バリエーションは多くはないけど、常に取り扱いをしているワケです。 そして、1年振りくらいかな、遂にDAN TOMIMATSUから新たなものが誕生しました。 どれも複雑極まりないジュエリーですからね。DAN TOMIMATSU。 新しく次々できないんですよ。 超絶悶絶レベルのスーパー職人技を駆使してつくられてるから、一つずつが。 今回は、また、これまでどこにも存在しなかった、誰もつくれなかったシロモノが生み出されました。 Tape Bangle Fold material _ silver 925 finish _ natural size _ 2,3,4 Tape Ring Fold material _ silver 925 finish _ natural size _ 15,17,21 一見するとソリッドでシンプルに見えるこれ。 でも、よく見るとかなり様子がおかしいんですよ。 これまで"Unbound"シリーズとしてつくられていたセロハンテープモチーフのTapeのモデル。 0.3mmの厚みで少し幅の広いTape。 それをベース。 滑らかにカーブさせた一枚構造の長いシルバー925の板を屈曲させ、更に滑らかに湾曲させ、終着地点に向かうにつれて、僅かに、僅かに、ずらして形にした新モデル。 そして、ブランドとしては、シルバープレートが輝きのある「Polish」と、ヘアラインのごく細かな線が入るマットな「Natural」が展開されているのですが、高品質なSilver925のマットな質感を好む、当店CASANOVA&Co.では全て「Natural」での取り扱い。 以前にね、僕自身、結婚指輪を暖さんにつくってもらったんですが、それがプラチナPT900のマットでお願いしたんですよ。 極上の素材がいかにもラグジュアリーを訴えるような、眩い、あの煌めきは得意ではなくて、それが一見そうとは思えないような「鈍さ」がすごくトキメクの。 で、使っていくと、擦れたり当たったりで、次第に無理のない、自然な輝きが放たれてくる。 これはストレートに素材勝負になってくるから全くの誤魔化しが利かない。 その素材変化は、分かりやすく言うとレザーのようなもので、鈍い質感から身体に合わせて自然のツヤが出てくるようなもの。 だから、DAN TOMIMATSUが誇る世界トップクオリティのSilver925の、"DAN TOMIMATSUだけ"にしかない「素材の変化」を最強に体感してもらいたいと思ってる。 そして、このTape Foldシリーズは、嬉しいことに面が広いから、それが最大限に活かされるワケですよ。 何も邪魔のない素材表面と、美しいアウトラインを描くバングルとリング。 それも鍛造(たんぞう)ではなく、全て一つずつが手で形づくられるウルトラピース。 通常、この類のジュエリーというものは、先にも書いた鍛造という、高圧プレスによって強制的に形成されるのが大半ですが、DAN TOMIMATSUのジュエリーは全てがそうではない。 一つ一つが完全なる職人の手の技。 そうじゃないとDAN TOMIMATSUが思い描く、そのものの美しさが生み出されないから。 今回、ここまでのものをどのようにジュエラーの方がつくるのか聞くと、答えは、 「気合」 だそう。 何事も簡単にしてはならず。 世界最高水準の技術を持つジュエラーが生み出すDAN TOMIMATSUのジュエリーは、その職人が持つ技の、より更に高いところを求められ、完成させることができるパラダイスピース。 バングルとリング、それぞれ3サイズで展開を致しますが、完全円形のものと違い、多少のサイジングのアレンジはできますね。 明日、4月1日(木)より全国の取り扱い店舗で一斉販売開始の新モデル。 お好きな方は見てみてください。
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