DAN TOMIMATSU 明日から

先日よりお知らせしておりましたが、明日、24日(土)から3日間、DAN TOMIMATSU開催します。 "LIMITED EXHIBITION" 以前からお伝えしていましたように、今回は、基本的には用意している全てのラインナップがご注文(オーダー)できるように致しますが、すぐにお買い物してお持ち帰りできるものもあるから、見てみてください。 そして、今回は、初日24日(土)は終日、ゲストが在店致します。 DAN TOMIMATSUのデザイナー、富松 暖さんではありません。 DAN TOMIMATSUのブランドや世界の名だたるブランドをハンドリングするエージェント、LE BERGERより椎木さんが在店します。 僕にとってはとてもパーソナルな部分で、スペシャルゲスト。いろいろと。 そして、DAN TOMIMATSUのことは何でも椎木さん。 椎木さん、ヤバいから、良いものお好きな方は是非話してみて。 今日は、明日から3日間ラインナップするブランドのサンプルを少し紹介しますね。 通常展開のない、ラバーバンドトリプルリング。 K18イエローゴールドと、K10ピンクゴールド。 テープリングのK10ピンクゴールドのマット仕上げ。 ここから使うとナチュラルに輝いてくる。 ラバーバンドブレスレットは、線の細さから強くない見た目してるので、K18やK10にすると、貴金属の素材がエゲつないほど際立ちます。 DAN TOMIMATSUで最もご存知の方が多いのがUNBOUNDのシリーズだと思います。 "何かを留め付けるための道具"をモチーフとした"UNBOUND"。 通常展開では、シルバーを中心に限られたラインナップですが、他の貴金属の生み出す美しさを楽しんでください。 K10(10金)のピングゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドだけではなく、K18(18金)やプラチナPT900まで。 線が細く、華奢なものや、0.3mmの厚みで面の幅が広いもの、シンプルな見た目のジュエリーですが、DAN TOMIMATSUの使う地金のクオリティがめちゃめちゃポジティブに反映される。 こういう形状ですのでどの季節にも、比較的幅広いスタイルにもマッチングしてくれると思いますよ。 たくさんのものを身に付けたくない方は、細いラバーバンドブレスレットで、K18で、コンプリート。でも良いかもしれません。 "金糸"を使ったENLINK。 これは、日頃はメンズサイズのバングルがほとんどなんですが、こちらもリングやピアスなどもあります。 一般的に、シルバーとゴールドの組み合わせというと、もっとあからさまなものがほとんどだと思う。 もしくは、反対にワンポイントみたいなだけとか。 それなりにきっちりとゴールドの面積はあるけど、これ見よがしな「金」の質感ではないですからね。 「糸」ならではの見た目とシルバーとのコントラストをご体感ください。 シルバー925のベースに対して、隙間なく何重にも渡ってギッチリ手巻きされたK18イエローゴールドの金糸。 日頃は、この巻きが半分のものを取り扱いしてますが、明日からの3日間はフルラインナップです。 そして、最後がブランドの中でも、最強の"DISSOLVE"。 今回の期間のメインでもある。というか、プライスがプライスなので、バリエーションをなかなか取り扱いづらい点もあるのよ。正直ね。 だから、現在はこういうときくらいですね。これだけ見てもらえるのは。 今回は、このシリーズに関しては、新たに登場したモデルもあるので、楽しみにしていて。 ジュエリーというのは、プロダクトでもありながら、"工芸品"でもあると考えるDAN TOMIMATSU。 「工芸品も革新的な技法や今までにない方法で、美しく、強く、見たことがないものを生み出せるんじゃないか」と考えている。デザイナー。 DISSOLVEコレクション誕生のきっかけになったのが、大昔につくられた金銀の装飾品が、何千年という単位で、地中に埋もれていたとき、地金の中に僅かながらに含まれる不純物が溶けだし、消失するような現象。 そして、その結果として、抜け落ちた表面の起伏だけではなく、内部にかけても複雑に入り組んだ空洞が生まれる。 自然の力によって、長い時間をかけてつくられる質感は、人間の手で製作されたものではあるけど、"鉱物"のような有機的な質感を併せ持つようになるそうです。 DAN TOMIMATSUでは、それに着目して、 工芸技法へと発展させた。 「変わり続けるもの」と、「変わらないもの」、厳密に言うと変わらないものなんてないですが、自然の川や木などのように変わらないように見えるほどゆっくりと変化するもの、その両方が好き。 とデザイナーは言っています。 例えば、自然の山や川などは、そこにあってずっと変わらずにあり続けるようなもの。 街みたいに昨日まであったお店が突然と別のお店になったり、ある電化製品がモデルチェンジしてなくなったり、そういった変わらなければならない、「変わることが宿命づけられた世界」もありますよね。 デザイナーは、その両方にそれぞれの美しさを感じている。 人の多い、都会は情報に溢れていると思われがちですが、暖さんは逆だと思っている。 自然って、葉っぱ一枚取って見ても、よく見ると色が一枚一枚違うし、葉脈もとても複雑で、意外と情報量が多いと感じている。 人間がつくりだすものは基本的にはミニマムで、建築なども基本的には形はシンプルで色の数も自然に比べて少ない。 その複雑なものとシンプルなもの、両方に惹かれる。 「飽きに弱い生物」である人間。 人が飽きることは、通常は、止められない。 DAN TOMIMATSUとして、ものを生み出すときに、その飽きに対してどう対処するのかがとても重要な課題に感じている。 自然は、飽きないじゃないですか。 「もう夕陽を見るのは飽きた」っていう人はいないと思うし。 人がつくったものは単純であるがゆえに、飽きやすい側面を持つそう。 だから、人がつくるものは変わり続けないといけない宿命にある。 例外なくジュエリーもそうだけど、それを理解した上で、飽きづらいもの、長く身に付けられるものをつくりたいと常に思っているデザイナー。 ジュエリーは、2000年前や3000年前にデザインされたものが今も存在していて、今でもほとんど違和感なく身に付けることが出来て、結婚指輪などのように社会でも機能している。 "「そういうものをデザインする責任」を感じていて、そういう存在に近づくための色々な試行錯誤の結果がDISSOLVEだと思っている。" と富松 暖さんは話します。 そして、そのデザイナーの想いを形にするのが京都のジュエリーの巨匠。 自然の大理石のように混ぜ合わされ、一部の地金が欠損することによって生まれるシリーズ。 DISSOLVE全てのジュエリーがある工程以降はコントロールできないもので、最終的に出来上がったものは、厳密には世界に一つだけの景色を持ったものとなる。 お好きな方には、長い月日を共にしてもらえるものだと思いますよ。 この期間中は、フルラインナップだけじゃなく、新たにつくられたDISSOLVEシリーズも用意してます。 DAN TOMIMATSUの中でも、特に"一点もの"というオンリーピース的な性質が強いのが、このDISSOLVEシリーズなので、今回はサイズさえ合えば、すぐにご購入頂けるものもあります。 そういう「出会い」も楽しんで。 しかしながら、最後に、 昨年の4月同様に、全国的にコロナウイルスの感染が拡がってきている現状です。 僕らもこのようなイベントを開催しますし、何度もこのブログでも皆様にお願いしておりますが、 店内は常に換気をし、スタッフはマスクを付けて、手指の手洗い、消毒をした状態でお話をさせて頂きます。 また、ご来店を頂くお客様は、 ・必ずマスクを付けてのご来店をお願い致します。 ・体調のすぐれない方のご来店は恐れ入りますが、ご遠慮ください。 ・入店時、退店時には店頭入り口のアルコール消毒液で、手指の消毒をお願い致します。 改めてですし、いつもご協力頂き、用心して頂いている方もたくさんいらっしゃいますが、再度お願い致します。 明日から3日間の限定的な期間ですが、ご来店頂ける方のお越しをお待ちしてます。
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