10日(土)より開催をしておりましたnonnotteイベント。
10日(土)と11日(日)には、nonnotteデザイナーの杉原さんも在店してくれ、この日に合わせて用意をしていた"LT"別注も、サイズ4はオープンして5分で完売、サイズ5も30分程度で完売致しまして、ご来店頂いたお客様方はありがとうございました。
nonnotteの新シーズンは、少しの間は店頭のみでの販売とさせて頂きますね。
大体、お盆明けか、それ以降くらいにオンラインストアに掲載をする予定でいますが、もしご希望を頂ける方は直接ご連絡ください。
そして、今日はお知らせをします。
8月16日(金)〜18日(日)までの3日間で、"山内"の2025年春夏コレクションのオーダーイベントを開催します。
これまで、山内の山内さんとは、いろんなことを話して、いろんなことを行なってきました。
塩縮加工リネンシャツ別注に始まり、デッドストックの平織りシルクのシャツを作ったり、ヤクウールの3種類の別注、ハコムラ絞りの多種に渡るショートパンツや、ウルトラマテリアルである葛利毛織さんの"フェレイラ・モヘア"の3種類の洋服。
これまで5回の別注イベントを開催した。
そして、僕自身は、CASANOVA&COのバイイングを15シーズン行なってきました。
今年の2024年秋冬シーズンで、山内のコレクションがCASANOVA&COに並ぶのは15回目。
"山内"は、一番最初にバイイングをしたブランドです。
言うなれば、僕の中でCASANOVA&COは、自分の投影でもある。
自分自身が、最初にバイイングをしたブランドであり、現在のCASANOVA&COの"原点"と言えるのが山内です。
ここから全てが始まったと思う。
この人の洋服を伝えることが使命だとさえ思ってた。
でも、これまで過去15シーズンで、山内の全てのコレクションを店頭に並べたことはなかった。
というか、その気は毛頭なかったんですよね。笑
ブランドでは、他の取り扱い店舗さんで受注会を行なっていると思います。
僕も、山内さんとその話は数年前からしていたんですよ。
でも、なんとなく自分がセレクトしたっていうのを並べることを"美学だ"と未だに感じている僕は、そのような受注会をやってきませんでした。
だけど、改めて山内さんと話をしている中で、決めたの。今回は。
2025年春夏シーズンの山内のコレクションを全て並べます。
これは、ブランドのアトリエに掲げられるものを以前に撮影させてもらったもの。
まさに、この言葉に象徴される人物である"山内 章弘さん"。
納期は遅れることもあったけど。笑
ただ、信頼できる洋服をつくり続けていることは確実にそう。
昔、このブログで書いたことがあるのだけど、20代前半の時、僕自身は自分の家の常に見える場所に、このようなことを紙に書いて貼っていた。
「本当に価値のある洋服を伝え、多くの人と共感し、共有することができますように」
と。
その気持ちは、現在も、全く変わらず、自分の中で一番大事にしていること。
僕の人生は洋服を知って、洋服を通して、大きく変わった。
それはつくり手が本気になって洋服をつくり、洋服そのものに、その"思想"・"痕跡"・"技術"が宿り、それを自分の心と体で体感したからだと思う。
洋服をコーディネートして色々組み合わせるのは、楽しい。
でも、目の前に存在する一着の洋服を、とにかく、出来る限り掘り下げ、知ることは、もっと楽しい。
そして、学びとなるはずだ。
そのきっかけを教え、与えてくれたのが、"山内"というブランド。
当店で、初めての"山内のコレクションフルラインナップ"。
3日間の限られた期間ですが、16日(金)〜18日(日)には、25SSの全部。
ご希望頂けるお客様の個人オーダーを承ります。
コレクションの内容は、山内のブランドオフィシャルサイトをご覧頂けたら良いです。
納期も多分それぞれに書いてると思います。
超絶細かい、圧巻のフルコレクション。
お好きな方は楽しみにしてご来店ください。
山内さんは在店しません。笑
皆様のご来店をお待ちしてますね。