COHÉRENCE 26AW










こんにちは。










CASANOVA&COの野口です。











日が暮れるのも早くなり、金木犀が香り、ご飯が美味い。これは秋です。










お店の中も秋冬シーズンのメインピースが揃い始めました。










冬の足音が聞こえ始めていますからね、そろそろそういう時期です。










そんなこんなでこの秋冬シーズン、皆様にご紹介できるのを今か今かととても楽しみにしていたのがCOHÉRENCEです。











当店では26SSからお取り組みを始めたCOHÉRENCE。










初めてのタイミングは春夏ということもあり、当店ではSARRAUコレクションの10oz LOGGER DENIMのみでの展開でスタートいたしました。










ですが、やっぱコヒーレンスはコートがヤバい。










春夏シーズンにもブランドとしてもちろんコートの展開はありますが、秋冬のそれは格別です。











僕自身COHÉRENCEのことはもちろん知っていて取り扱いを決めたわけだし、それなりにどんなキャラクターのブランドなのか知っているつもりで展示会に行きお話をしたのですが、僕にとって2回目のCOHÉRENCEの展示会で見た秋冬のコートたちは期待を遥かに超えて素晴らしかった。











これがCOHÉRENCEか、、、と心で思いましたね。










いや、小声でブツブツ言ったかも。










それくらいカッコよかった。










僕が知ったつもりでいたCOHÉRENCEの素晴らしさやカッコよさを軽々超えて、驚きとか感動とかいう表現が陳腐なものに感じてしまうくらい喰らった。











だから、楽しみにしていました。皆様にご紹介できるのを。











そういう洋服やそういう洋服に携わっている人をご紹介できること、そしてそういうものとの新たな出会いがあることは本当に楽しい。










COHÉRENCEのスゴい所やヤバいところなんて山ほどあります。が、まずは皆さんも楽しんでください。










ワクワクしてください。僕みたいに。話はそれからっす。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今シーズンの当店でのCOHÉRENCEのご紹介は2型。










SARRAUラインからコーデュロイのパンツと、真骨頂とも言えるコート。










まずはパンツから。












COHÉRENCE

ALAIN

fabric _ 10 WALE CORDUROY

color _ FUCUS

size _ S,M,L

※Sサイズは完売いたしました











COHÉRENCEのSARRAUコレクション内で定番的にリリースされているパンツ、ALAIN(アラン)。










そもそもSARRAUコレクションとは。










SARRAUはフランス語で作業用の上着、つまりワークウェアのような上っ張りを意味する言葉です。










偉大なアーティストたちのスタイルに敬意を払い彼らのポートレートから着想を得るCOHÉRENCEの中でも、SARRAUはより彼らの創作活動やアクティブな装いに向き合うコレクションとしての側面を持ちます。










その中でALAINは、テニスプレーヤーであり、単独航海士であり、作家である”彼”のスタイルが着想源。










実際にフランスで行われたテニスの大会において撮影された”彼”の写真には、白いスポーツトラウザーのウエストをロープで結んでいるスタイルが映されているそうです。










そこから当時のスポーツトラウザーやウエストコード付きのパンツのスタイルを研究し編み出したのがALAIN、というわけです。










COHÉRENCEの全てに言えることですが、COHÉRENCEは過去の偉人のポートレートから当時をそのまま再現しているわけではありません。










それらに着想を得たうえで徹底的に研究し、素材開発からパターン、縫製に至るまで、現代の日本の洋服作りの叡智を結集させて1型1型を生み出しています。










”再構築”や”再解釈”というと凡庸な響きですが、当時の彼らの洗練されたスタイルに敬意を払い、なおかつ当時だから出来たことと現代だからできることを適切に使い分けて今とこれからに繋げていく。










そんなサイクルがCOHÉRENCEだと僕は解釈しています。










だからなのか、ALAINの形は古くもないし新しくもない。










ウエストロープが左右からクロスするように結ばれる様は新鮮に映りますが、奇抜なものではなくすでにALAINならではのスタイルとして昇華されていると感じます。










それほどまでに完成度が高いという捉え方もできますが。



















先述した通り、ウエストを左右からのコードで絞る特有のスタイル。


















腰は俺に任せてくれ、と言わんばかりの安心感フルマックスの構造。










コードを結んで履くトラウザーだからこそ、ここの安心感は嬉しいですよね。










腰が頼りないと夜もおちおち眠れませんから。










ちなみに素材やカラーによって使用するコードの色は変わりますが、今回のFUCUSカラーのコーデュロイにはグレーのコードです。










とても素敵な配色。


















そもそもこのコーデュロイの色味も超素敵。









FUCUSというカラー名。









「ヒバマタ」という海藻を意味する言葉だそうです。









ハイセンスすぎて読み方は分かんないけど、なるほどたしかに海藻のような濃いめのブルーグリーン。










上質なコーデュロイだからこその湿度を感じる光沢とこのカラーリングはとても神秘的に感じます。










生地自体も密度感がしっかりしたコーデュロイなのですが、嫌な重さやゴワゴワ感がありません。











毛足も整っていてベルベットのよう。










原料となるコットンが良いのでしょう。










綺麗に履くのも、タフに荒々しく付き合うのも似合うコーデュロイだと思います。



















178cm65kgでMサイズを着用しています。










レングスは少し折り返していますので、もう少し長いと思ってください。










それにしてもまぁ綺麗なパンツです。惚れ惚れするほど。










春夏シーズンでは10オンスのデニム素材でこのALAINをご紹介しましたが、コーデュロイになるとまたムードが変わります。



















細くもないし太くもない、神秘的だけど落ち着いたカラー。










過度な主張が無く使いやすいパンツですが、履くと明らかな違いを感じてもらえると思います。



















いろんなスタイルを受け入れてくれるし、カジュアルなのに洗練されていて、体型も選ばない。










たぶん僕、ALAINは毎シーズンオーダーすると思います。










好きなものばかりおかわりするタイプの人間なので。










こちらSサイズは早くも完売してしまいましたが、サイズが合う方は試してみてください。













COHÉRENCE

CORB

fabric _ CHEVRON TWEED JERSEY

color _ BROWN

size _ S,M










そして、コート。










今回の26AWシーズンはCOHÉRENCEでは確か7型くらいコートがあったのですが、CHEVRON TWEED JERSEYのCORBだけに絞った理由は単純。僕の一目惚れです。











詳しくは後述しますが、ハマる人には超ハマる。










僕は超ハマった。と思っている。









だから一目惚れした。それだけです。









ただ、もちろんそれだけではなく、COHÉRENCEの美しさが詰まっているコートだと思うので少し細かくご紹介させてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

まずは素材について簡単に。

 

 

 

 

 

 

 

 

CHEVRON TWEED JERSEYと名付けられた素材。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんCOHÉRENCEは全て日本国内のオリジナルファブリックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”JERSEY”とあるように、この生地は織物ではなく編物。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古いツイードが持つ美しく豊かな風合いを、軽く、より快適にすることを目指し編みで表現されたのがこのCHEVRON TWEED JERSEYです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、公式の説明文を引用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Chevron Tweed Jersey reproduces the beauty of traditional vintage tweed using a rare knitting machine, while offering lightness and elasticity.

 

The materials are blended using our original recipe with four types of wool, including Shetland wool, and are spun using two different spinning methods.


 

 

 

 

 

 

 

別に洒落こいて英語を引用したわけではないですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語の文章もあったのですが、英語の方が書いてあることがより詳細だったので英語のほうを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら4種類のウール原料を2種類の紡績方法でオリジナルの糸にして使用しているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目でわかる色のブレンドの複雑さだけでなく、原料のブレンドや紡績においても複雑なレシピが存在するみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このレベルにまでなるとどんな原料でどうしているのかまで詳しいことは分かりませんが、普通に生まれてきた生地の表情ではないことは一発で分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、まず初めにこの生地に惚れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示会中の脳みその中では「この生地を使えるコートの中でどれにするか」という前提のもと、僕の脳と心と体でディスカッションしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろからと横から。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンガーにかけているだけでも品格ある佇まい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人が着ていなくてもこの美しさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コートの顔となる部分はこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップボタンを閉めて着用することもできますが、襟のプレスとボタンホールの表裏を見るとこの状態がデフォルトでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、首元にあるボタンは、別売りのライナーを取り付けるためのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

COHÉRENCEのコートで取り付け可能なモデルにおいては全てに対応できるライナーが展開されていますので、ゆくゆくライナーを付けちゃうなんてこともできるわけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライナーを付けなくても十分に暖かいと思いますが、COHÉRENCEのコートを何着かお持ちの方には痒い所に手が届く仕様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にCORBの好き好きポイント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このアーム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3枚袖のラグランスリーブ、約6cm幅のターンナップカフス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰でもハマるスタイルではないかもしれませんが、ハマれば最もエレガント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中的になんとなーく1枚袖のコートが良いんでしょ?的な風潮がありますが、僕は別にそこに良いも悪いもないんじゃないのって思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、スタイルが違うので合う人合わない人、そのレンジは変わるかと思いますが、圧倒的にエレガントなのは3枚袖だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら、腕がより立体的で、アームが大きく捻れないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただしその分、肩の傾斜や肩幅などその人固有の体のバランスとの相性はあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ「じゃあ1枚袖なら誰でもハマるのか」というと、ハマらない人にとっての1枚袖ラグランは肩が角張ってしまうので、袖が1枚だろうが2枚だろうが3枚だろうが、「ハマっていない時にどう表出するか」が違うだけで、あとはその洋服自体が何を狙ってるかによるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、僕個人としてはこのCOHÉRENCEのCORBのバランスと3枚袖のエレガントさ、そして僕の体型との相性が美しく感じたのでCORBをチョイスしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも178cmでMサイズを着用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膝上丈で全体的にコンパクトな設計のコートですが、180cmくらいまでならMサイズでカバーできるように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この数年はガバッと纏うようなスタイルのオーバーなコートが世間的にも僕たちとしても多かったですが、やはりこうやってきちんと着るコートは時代を問わず素敵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の振る舞いを正してくれるような魅力がある気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これです、この腕。

 

 

 

 

 

 

 

 

最高でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は胸板が薄く撫で肩ですが、もう少し上半身ががっしりしているともっと似合うと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胸トレしよかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面から見ると肩の箇所で急な傾斜を取り、強い丸みがあることが分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩を落とすなだらかなラインのコートとは異なり、首から肩、肩から腕にかけてのラインがはっきりと出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがCORBの特徴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして僕が惚れたところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着た時、特に斜め前からみた時にとにかくメチャクチャ綺麗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きちんと丁寧に作り込まれた洋服であることは見たらすぐ分かるけど、この綺麗さは何回見てもなんでこんなに綺麗なのか分かんない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとそこには技の違いがあるのだとは思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもその技を愛でるというよりは、これを着ると美しく見えるから自分を愛せる。って思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと同じように感じてくれる方がいるだろうと思い、「僕が似合っているから」という至極個人的な理由でCORBをお取り扱いすることを決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腕を上げたり下げたりすると、肩から上腕にかけての生地の溜まり方が変わるのが分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

肩の傾斜とか袖山の高さとか、こういうことが起こること自体は別に特殊なことではありませんが、着ている状態での身体感覚の中ではなんだか普通ではない違和感を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感じた違和感が少しでも伝われば、と思ってスタッフの中山くんに指示して撮ってもらいましたが、こりゃ伝わらんですね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動きにくいわけではないけれど肩がハッキリとしていて立ち姿が綺麗で、狙い澄ました構造だけど日常の生活の中では歪みがない、みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、うまく伝わってる気がしないけど、とにかく凄くかっこいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる人は、着て体験してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズン、CASANOVA&COではコートをほとんど仕入れませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

理由はこれ。COHÉRENCEのCORB。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがカッコ良すぎたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋冬のCOHÉRENCEをご体感いただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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