先日もお話をさせて頂きましたがNobuyuki Matsuiの松井さんが初期からつくり続けているもの。
それがTabi Shoes。
海外マーケットで活躍するデザイナーだけあって、日本を代表するブランドとしてつくっているシューズ。
もちろん、他にもコレクションとして製作をしているシューズもあるのですが、原型は大きく変えずに、一つ、ブランドのアイコニックスタイルとして発表し続けているものです。
これまでに何度も取り扱いを考えていたんですが、どうしても他のブランドのシューズとの兼ね合いもあり、取り扱いをするまでには至りませんでした。
でも、今回はやっと皆様にお披露目できるときがやってきました。
待望。
Nobuyuki MatsuiのTabi Shoes。
まあ、正直に包み隠さず言えば、マルジェラのタビブーツ、タビスニーカーなどの大きなムーブメントは起こったと思います。 そこで一見してそのように思われてしまうのも仕方のないことだとは思います。
実際、Nobuyuki Matsuiを扱う、海外の某セレクトショップでもメゾンマルジェラとノブユキマツイが並列して展開されているみたいですし。
ただ、目指している部分がやはり違うし、実際に履いて歩行して、「使う」となれば、必然的にこちらを選んでもらえるんじゃないかと思います。
何故なら、これは圧倒的な履きやすさを誇るから。
ソールのクッショニングとアッパーのレザーの質感、サイドエラスティックが非常に良いバランスとれてる。
これを発売するにあたって、一先ず、めちゃめちゃヘビーユースしてきているんですが、走れますね。これホント。
実際、出張に行くときとか精力的に活動することが分かっているときは家出るときに必ずこれを履く。 この間も表参道から千駄ヶ谷までこれ履いて猛然とダッシュしましたもんね。
竹下通りの前をおじさんが一人リュック背負って、懸命に走る姿は、竹下通りに群がるティーン達に生きる勇気を与えたことだと確信してる。
まあ、普段はレースアップのシューズばかり履くけど、これはサイドエラスティックな分、すぐに履き脱ぎもできるしスーパー便利アイテム。
そういう使い方もいざとなればできるってことです。
少しトゥは丸みがある形状で、履いた感じ、指先の解放感がありますね。
足指の窮屈感は皆無。
カラーはシーズンカラーのNavyと普遍的なBlack。
どちらもイタリアからのレザーだそうです。
キメが細かく、柔らかさがある革質なのですが、弾力と厚みもちゃんとあるので信頼できますね。
そして、2020SSシーズンはNobuyuki Matsuiの根幹であるステッチワークを全面に施しています。
かなり太く強靭な糸で縫われている仕様です。
ブランドの神髄をご理解頂ければ納得してもらえると思います。
ステッチの意味。 そこは追々。
Navyにはホワイトステッチ。 Blackには同色のステッチが入ります。
あまり見えないですが、サイドにエラスティック(ゴム)が入ります。
NavyとBlackだとBlackの方が手に取ってもらえる方は多いと思います。 やはり洋服との馴染みやすさはありますね。 Blackは。
まあ、僕はNavyをチョイスしましたけど。 理由は、簡単。
他にこんなシューズつくってるところはないから。
モノとしてのある種、収集したいというコレクター魂に近しい部分と洋服好きとしての天邪鬼なマインドが先行しました。
でも、このNavyはハマればかなり良いスタイルができると思いますよ。
最初から艶の感じられるBlack。
街で履けば、二度見Navy。
そして、これ。 今現在、履いて履いてのヘビーユースしている私物。
走るし、しゃがむし、立ち仕事だし、自転車乗るし、で普通の人の2年分は履きましたかね。
足馴染みの良さは秀逸。
やはり靴は足を保護するものでもあるし、活動的に動くためのツールだと思うし、もう作業靴感覚ですね。
そういう使い方が相応しいと思います。
ただ、これでかなり服装のムードが変えられますよ。試してみてください。
Nobuyuki Matsuiの松井さんもいつも履いてますしね。
手にして頂けた方は、思いっ切り履いてもらえると良いですよ。
サイズは、最小サイズで25.0cmです。 そこから0.5cm間隔ですね。
しかしながら、やはり多くの数量を用意しているわけではないので、ほぼほぼストックはないと思ってください。 25.0cm、25.5cm、26.0cm、26.5cm、27.5cmの5サイズでのラインナップですが普通に一足だけしかないものもあります。
こちらも今回企画にあわせ、4日(土)から発売しますね。
また他にも紹介させてください。