お知らせしておりましたDAN TOMIMATSU。
明日、4月1日(土)よりスタートします。
初日の1日(土)と2日(日)の夕方頃までは、当店に何度も立ってもらったことのある椎木さんが在店をしてくれる予定ですので、会ったことある方も多いと思うけど、スペシャルゲストだから。
是非皆様お会いください。
昨日は、初めてとなるコレクション”BESPEAK”を紹介しました。
今日は、こちらも当店では初めてとなるコレクション。
MATERIA (マテリア)。
今日は、このコレクションを少しだけど、どういうものか、紹介させてもらいますね。
これは、DAN TOMIMATSUというブランドが誕生した瞬間に生まれたコレクションと言うことができる。
“MATERIA”は、
「素材」 = material
から生まれたコレクション。
ジュエリーを形成する”素材そのものの表情”に、コレクションの比重を振ったもの。
本来、ジュエリーが完成した際には、目にすることができない”素材の表情”を残し、形にしたもの。
“商品化するものと素材の中間”。
そのように表現するのが最も正しいかもしれません。
職人がジュエリーを製作するにあたって、目指す形を生み出す過程で、”通り過ぎる”瞬間。
その”素材の表情”。
鉄鉱石である素材がジュエリーとなる為に加工される過程で垣間見せる”素材そのもの”の美しさが、最終的なジュエリーのデザインとして昇華されたもの。
造形され、磨かれ、完成してしまうと、姿を潜めてしまう”素材の表情”に光を充て、制作者である職人のみが見ることができた素材美を宿したジュエリーコレクション。
だから、それは、普段完成したジュエリーを見る際には、見ることができない。
つまり、製作過程における、その”素材の瞬間”は、職人だけが目にすることができるもの。
その素材美を表したコレクションです。
HOLE RING Hammered
Silver 925
無垢材のSilver 925の柱に穴を開けたHOLE RING。
指を通す内側だけが滑らかにされてる。
片面は、ハンマーで叩かれた槌目の仕上げ。
ハンマーで叩くことで、叩かれた面のSilver 925が行き場を失い、横方向に飛び出てる。
対して、反対面は、ハンマーで叩く際に、台の上で叩くから、その瞬間のキズがそのまま残されている。
このような行き場がなくなり、飛び出た箇所や、台のキズも本来は、削られ、磨かれ、全て消されていく。
その姿を残したもの。
BENT RING
Silver 925
こちらも同じく無垢材の銀の四角柱。
その四角柱をリングとするために、丸く形成する際の外周。
この部分。
よく見て頂ければ分かると思うし、想像して頂ければご理解頂けると思いますが、もともとは、真っ直ぐな四角柱。
それがリングを最終目的地とする際に、丸くしようとすると、内周と外周の距離の”差”が生まれてくる。
その”差”により、伸びようとした外周側の銀に特有の”反り”が生まれるそうです。
金属の反りは、通常、消されフラットにされるものですが、そのまま残したリング。
CUT BANGLE
Silver 925
こちらも同様に銀の無垢材を使ったもの。
円柱のSilver 925をバングルとするために曲げ、それをつくるために無垢材をカットした断面。
この断面だけを磨いてる。
全体は、磨きをかける前の段階。
素材をカットした部分だけに磨きをかけたもの。
POST PIERRCE
K24
純金の24Kの細い棒だけのPOST PIERRCE。
最初は、一番左のような、ただの一本小さく細い、純金の棒。
24Kだから、混ぜ物がなく、柔らかい状態の金。
それに付属する木の棒とそこに掘られた溝を使って、金の棒をピアスとして落ちないように、ご自分の好きなように曲げる。
そうして、繰り返していくと、柔らかい24Kが少しずつヘナヘナな状態になってくる。
その純金のピアスを使っていくことによって、刻まれてくる表情を狙ったものがこのPOST PIERRCE。
MATERIAのコレクションは、全て、無垢、そして、もちろん磨きのかけられていないナチュラルな状態です。
重みや鈍い見た目。
とてもコンセプチュアルなコレクションで、一つ一つに宿ってる”素材そのもの”の力強さをすごく感じてもらえると思う。
こちらも明日4月1日(土)より、お披露目しますね。
明日、明後日は、椎木さんと一緒に皆様のご来店をお待ちしてます。
洋服の方も、4月になりますからね、半分以下しか届いてなかったtoogoodも全量揃ったし、いろんなブランドで新たに見てもらえると思う。
楽しみにお越し頂けたら嬉しいです。