8月24日(土)より開始しているCOTTLE。
9月1日(日)までの開催です。
店頭では、"GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY"と"LEAF VEIN"の2つのコレクションをいろんな洋服のバリエーションで見てもらえるようにしていますが、今日はそのラインナップを少し紹介しますね。
まずは、"GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY"。
"GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY"
C.T.L NEO TYPE 2nd CORDUROY JACKET
ご覧のようにデニムジャケットの2ndスタイルのブルゾンです。
パンツは、先日紹介した"LEAF VEIN"、GURHKA PANTSのFERMENTATION、サイズ0。
カラーリングは、本藍染めの染色濃度を調整し、浅葱色に仕上げる"ASAGI"。
ディテールは、オーセンティックな2nd JACKETの要素は意図的に残しているのですが、大人の方が着て、スマートに見えるように設計されてる。
また、生地もコーデュロイということもあり、街で着ていて、溶け込み易い見た目にしてあるのですが、この2ndタイプのブルゾンでさえも、その"唯一性"ということを、現物では感じてもらえると思いますよ。
これまでのブログでもGOLDEN WHEAT FIELD CORDUROYの生地について、記載をしましたが、それがどれほどのものなのか。
"こんなコーデュロイ、見たことない"
ということを実際に目にした際に確実に感じて頂けると思う。
膨らみを伴った柔らかさ、軽さ、光沢、密度。
それが、触った瞬間に、一瞬で。
とてもデイリーユースしやすい洋服のスタイルでもあるので、高頻度で使ってもらえれば、それだけこの凄みが体験頂けると思いますよ。
特に、一重でできてるということもあるので、軽やかさ、柔らかさ、肌あたりということは思う存分に感じられる。
あとは、その洋服の設計も非常に高精度のバランス。
着用写真は、サンプルのサイズ2ということもあり、身長167cmの僕には少し大きいのですが、それでも着ていて明らかにおかしいバランスには見えない。
これがパターン設計の技。
あとは、ネックの寸法、衿のパターンは、ブランドで特に考え込んだということもあり、2ndのデニムジャケットでは実現不可能な第一ボタンを留めて着用するというようなスタイルも成り立つのですが、そういうオーセンティックなジャンルの服でも、"着用時にどうなるのか"ということを考え、通例を見直して洋服をつくってる。
だから、生地の凄みはもちろん、大人の方が着て街に出た時に、とても見た目がよく見える。
あと、ハンパない高級感。
価格は、無染色で¥102,300-(税込)で、このASAGIで¥150,700-(税込)、最も複雑な染色であるHARVEST BROWNとMORDANT INDIGOで¥170,500-(税込)になりますけどね、非常に月並みなことを言って恐縮なのですが、そのプライスは余裕で凌駕してる洋服のクオリティです。
"GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY"
CORDUROY AOR JACKET
続いてこちら。
このAOR JACKETも、先ほどの2ndタイプのジャケット同様に、裏地なしの一重仕様です。
これ、後ろからの様子です。
裏なしということもあり、パッドや芯地なども入らないジャケットですが、袖はカバーオールなどとは違い、袖高という仕様になってる。
写真で見えますかね?
ジャケットの見た目をしていますが、どちらかというとコーデュロイという生地もあり、硬いムードではないんですよ。
それに合わせた設計で、腕の上下の稼働を大きく向上させるために、通常のジャケットとは全然違うパターン設計。
身頃脇から、袖先まで一続きに繋がった生地。
これが、大幅な運動量の向上を実現してる。
超優秀なジャケットなのだ。
着用写真は、ディテールが潰れてしまって、見えにくくて大変申し訳ありませんが、雰囲気を掴んでください。笑
サイドベンツの仕様です。
フロント4つボタン。
ラペルを立ててスタンドの着用もできるので、そのボタンを含めるとフロントに5つのボタンです。
一番上のボタンが"金継ぎ水牛ボタン"が配置されるので、スタンド状態で着るのが途轍もなくカッコいいと思いますよ。
着てる写真は、AUTHENTIC INDIGO(本藍染め)のサイズ1。
こちらで¥184,800-(税込)。
コーデュロイが光ってるのがなんとなくわかりますでしょうか??
実物は、写真の200倍光ってる。
その高級感とムード、そして、実際に着た時の心地良さ、すんごいですから。
AOR JACKETのプライスは、無染色ECRUは¥143,000-(税込)、AKANEは¥159,500-(税込)、ASAGI・AUTHENTIC INDOGO・MORDANT BLACKは¥184,800-(税込)、HARVEST BROWN・MORDANT INDIGOは¥203,500-(税込)です。
GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY
BOOK ORCHESTRA COAT。
続いてこちら。
分量のあるスタンドカラーのコート。
落ちた肩線と、袖口には袖を折り返した着用を想定し、表地での見返しというパーツが大きくとられてる。
サンプルの着用サイズは2で僕には大きいサイズですが、適正サイズでも充分なボリュームが出るコートです。
また、ふんだんに使われたCOTTLEオリジナル組織のコーデュロイで、裏地がつくということもあり、冬のアウターに適した防寒力を誇ってる。
肩線は落ち、肩のアウトラインは丸みが強く出る設計です。
フロントポケットは、ダーツを利用したポケットが施されます。
また、写真を撮っていないのですが、内側にはipadが入るほどの大きなポケットが2つと、胸ポケットが2つ配置されるという大容量のコートでもあります。
"UNIFORM FOR LIVING"というコレクションに分類されるGOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY。
手ぶらで外出される方も多い現代の使用用途に対応できることを考えてある。
GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROYの生地の迫力が非常に強く出たコート。
COTTLEの中でもムードが濃厚な洋服です。
BOOK ORCHESTRA COATは、着用しているサンプルのECRUで¥224,400-(税込)。
ASAGI・AUTHENTIC INDIGO・MORDANT BLACK・AKANEで製作をした場合には¥278,300-(税込)、HARVEST BROWN・MORDANT INDIGOでは¥305,800-(税込)となります。
また、BOOK ORCHESTRA COATはボリュームがあるもの。
対して、もう少しシャープなムードのコートがこちら。
GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY
ARCHITECT COAT
こちら。
写真では非常に分かりにくいと思うけど、ラペルのあるコート。
古いアトリエコートのようにラペルを折り返しての着用や、首元につくボタンを留めて、スタンドカラーのコートにしてもオーケー。
特徴的なウエストポケットは、二重仕様。
スッと手を入れられるポケットと、フラップ付きのマチありポケットが二重で配置されてるもの。
車を運転してる時は、バサッと助手席に置いて、車から降りたらそのまま勢いよく羽織って出歩く姿がとても似合うコートです。
ARCHITECT COATは、裏地がなく一重の仕様で、秋冬の季節にも厚着をされない方や着用感の軽快さを求められる方には、とても適していると思いますよ。
軽やかながら、洋服が纏う空気感は重厚感があるし、一緒に歳をとっていけるコート。
着用してるサンプルは、MORDANT BLACK(黒藍)のサイズ2。
サンプルズバリで¥291,500-(税込)、無染色のECRUが¥209,000-(税込)、ASAGI・AUTHENTIC INDIGO・MORDANT BLACK・AKANEが¥264,000-(税込)。
GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY
CHAMPETRE BOUQUET JACKET
こちらは、身頃は一重仕様、袖裏のみ裏地が付いたお尻が隠れる着丈のCHAMPETRE BOUQUET JACKET。
身頃に分量があり、肩線も落ち、柔らかい印象のジャケット。
ご覧のように袖口の設計は、BOOK ORCHESTRA COATのように表地の見返し分量が多く備わり、折り返して着用するスタイルのジャケットです。
サンプルは、サイズ2で、無染色で¥151,800-(税込)、AKANEでは¥167,200-(税込)、ASAGI・AUTHENTIC INDIGO・MORDANT BLACKでは¥203,500-(税込)、HARVEST BROWN・MORDANT INDIGOでは¥225,500-(税込)となりますね。
<LEAF VEIN>
REVERSIBLE JACKET
<GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROY>
GURHKA PANTS
次は、こちら。
LEAF VEINのFERMENTATIONのリバーシブル仕様のジャケットと、コーデュロイのGURHKA PANTS、ASAGI。
GOLDEN WHEAT FIELD CORDUROYは、年中心地よく使い続けられるコーデュロイを目指してつくられたものということもあり、その着用時の気持ちよさをご体感頂ける方々が続出。
この着心地は、我々が認知してきた"コーデュロイパンツ"とは、何もかもが違いますから。
しかも、古着であるようなコーデュロイとは、住む世界が別。
高級感の塊。
それでいて、年中穿いていたくなる着心地。
このコーデュロイのクオリティ、このレベルの構築ですので、とにかく穿き続けるということには非常に向いてると思う。
穿いて実際にご体感ください。
コーデュロイのGURHKA PANTSは、着用してるASAGIやAUTHENTIC INDIGO・MORDANT BLACKは¥123,200-(税込)、ECRUは¥96,800-(税込)、AKANEが¥104,500-(税込)、HARVEST BROWN・MORDANT BLACKは¥137,500-(税込)です。
想像すると手にして頂けた方の着用頻度は非常に高くなると思う。
だから、そのことを考えると超コストパフォーマンスを誇るパンツになるんじゃないかな。
REVERSIBLE JACKETは、断ち切りのスタンドカラーです。
リバーシブルということもあり、一重の仕様なのですが、LEAF VEINの生地は、シャツより厚く、ジャケットより薄い生地感とイメージしてください。
そのため、時にはシャツ、時にはジャケットのように役割を変化してくれる。
裾は断ち切り。
LEAF VEINのコレクションは、ほとんどが生地を横使いし、緯糸のヘンプが縦方向に入り、生地が綺麗に落ちるように設計されています。
そのため、断ち切り箇所からは、ゴールドラベルの100番手ハードマンズヘンプが噴き出る。
反対面。
こちらの面は、アームホールやポケットの外周などに"ヒゲツムギ"のパイピングが現れ、より洋服の構造に目が行く。
アームホールの"ヒゲツムギ"。
REVERSIBLE JACKETも、かなりのハイコストパフォーマンスを誇ってる。かも。
染色にもよりますが、TAILOR MADE SHIRTと比較し、¥1,100-〜¥3,300-のプラスで"リバーシブル"の特権が得られる。
まあ、使用用途にもよると思いますが。
こちらのFERMENTATIONのサンプルは、一昨年、昨年と店頭に並ばなかったものですので、ご来店頂ける方はご覧ください。
LEAF VEIN
TAILOR MADE SHIRT
次は、こちら。
"LEAF VEIN" = 「葉脈」を最も象徴的に表現した、VERDURE INDIGOのカラーのTAILOR MADE SHIRT。
やはり、この色合いは、とても特徴的。
途轍もなく深い色相に加え、実物にはそのテクスチャーのパワーも感じられます。
背中心にはギャザー。
それにより、光沢を伴った生地の陰影がより一層出る。
着用サイズは1。
着丈が長めのシャツですね。
また、身幅にもそれなりの分量があります。
こちらも裾は断ち切りで、100番手のハードマンズヘンプが噴き出る。
写真では全然見えないのですが、比翼仕様になった前立ては、手縫いのカンドメが入ります。
また、袖口もシャツカフスではなく、三つ折りで折り返して、手まつり。
アームホール内側には、"ヒゲツムギ"のパイピングが施されるシャツです。
まあ、COTTLEの洋服の仕様は、サンプルを見てもらえたら、その凝りに凝った信じられないようなディテールが一目瞭然だと思いますので、実物でご確認ください。
期待を大きく、遥かに超えますよ。
TAILOR MADE SHIRTは、写真のVERDURE INDIGOとBLACK VEIN(AUTHENTIC INDIGO × KAKISHIBU)は¥151,800-(税込)、無染色のECRUは¥115,500-(税込)、AUTHENTIC INDIGOとKAKISHIBU BLACKとFERMENTATIONは¥127,600-(税込)となります。
LEAF VEIN
REVERSIBLE COAT
先ほどのリバーシブルジャケットに続いて、コートも。
トップには"金継ぎボタン"。
ラペルを折り返しても、スタンドでも着用可。
写真では見えにくいかもしれませんが、ダーツ処理とダーツ近くに施された"葉脈"のハンドステッチ。
衿裏には、返りを支えるための"ハ刺し"のハンドステッチが入ります。
ハンドステッチ後に洗いをかけられることもあり、ステッチ部分に生地そのものの有機性と動きが加わり、より一層の"生き物感"を感じるのがLEAF VEIN。
そして、リバーシブルの反対面。
表で着ると生地の魅力、ステッチワークが際立つコート。
こちらの面での着用時には、その構造が一気に現れる。
ふんだんに入る"ヒゲツムギ"のパイピング構造と、カネタ織物さんの生地のハリによる洋服フォルムが際立つ。
REVERSIBLE COATやREVERSIBLE JACKET、TAILOR MADE SHIRTなどの一重構造の洋服は、グッチャグチャに着て洗うという使い方が途轍もなくカッコいいと思う。
カネタさんで織り上げた"LEAF VEIN"の生地は、とにかく洗っても全然ダメになることがないですから。
ブランドで"経年美化"というだけあり、それに耐えうる耐久性は、圧巻です。
今日の最後は、こちら。
<LEAF VEIN>
ZEN JACKETとTAILOR MADE PANTS。
カラーリングは、どちらもKAKISHIBU BLACKで、サイズは最小サイズの0。
サイズは0ということもあり、どちらもシャープな印象。
スーツを着なくてはならないほどの堅いシーンではなく、ご自身や家族の節目や、家族写真を撮影する日、七五三などの行事にも着て過ごしてもらえる洋服であるようにと願いを込められたセットアップスタイル。
そういう場面でもとても映える洋服です。
ZEN JACKETは、単体でも超絶的なパワーピースだから、ご自身のワードローブの重要な立ち位置、存在にもなってくれる洋服だと思います。
LEAF VEINのコレクションの中でも"象徴"としてのピース。
衿裏、ラペル裏、写真のベントの重なり部分にも"葉脈ハンドステッチ"が入ります。
肩の構造はCOTTLEオリジナル設計です。
通例のジャケットでは、肩が合わないと、浮きや着心地の不快感が強く出てしまうけど、COTTLEの設計ではそれがない。
例えば、どのように着るのかですが、サイズアップして、オーダー時に袖丈を短く設定して、着ることもできる。
所有される方が、ご自身のワードローブの重要なピースとして、どのようなスタイルのジャケットを持っていたいのか。という考えを色濃く反映させたものをつくることができると思いますよ。
TEILOR MADE PANTSは、とてもシャープなフォルム。
普段使いを考えると当店にご来店頂くお客様の多くは、ZEN JACKETとGURHKA PANTSのセットアップスタイルが良いかもしれませんね。
ただ、このTAILOR MADE PANTSは、COTTLEの"TAILOR MADE"というだけあって、他のブランドでは見たことのない、"骨董品の絣のマーベルト"が二重で入るし、昔ながらの仕立てが満載。
ブランドの洋服づくりの凄みを感じてもらえやすいパンツだと思いますよ。
ZEN JACKETは、写真のKAKISHIBU BLACK・AUTHENTIC INDIGO・FERMENTATIONで¥282,700-(税込)。
ECRUは¥261,800-(税込)、BLACK VEINとVERDURE INDIGOは¥336,600-(税込)です。
TAILOR MADE PANTSは、ECRUは¥119,900-(税込)、KAKISHIBU BLACK・AUTHENTIC INDIGO・FERMENTATIONは¥134,200-(税込)、BLACK VEINとVERDURE INDIGOは¥160,600-(税込)です。
プライスだけ見ると、国内のブランドの中でもズバ抜けてると思うけど、そんなの分かってるんですよ。
それでも、この世界を知ってもらいたいと僕は思ってる。
この領域は、別格。
洋服の価値観が変わる人は変わるし、全員が確実に高まると思える。
それがCOTTLEの洋服です。
今日紹介したもの以外にも、あとは、まだまだ色々あるし、コートやジャケット、シャツ、プルオーバー、レディースのシャツワンピなども期間中はありますからね、COTTLEの洋服づくりを見てみてください。
9月1日(日)まで、皆様をお待ちしてます。