COLLECTION005より取り扱いをスタートしたamachi.
先のコレクションでは、2019年の8月よりスタートしたのですが、それと同時にデザイナーに来てもらってインスタレーションを行いました。
ただ単にシーズン毎に洋服のクリエーションを行っているブランドではなく、デザイナーがつくっているものがたまたま「洋服」で、
「洋服」を主としてamachi.の表現をしているって感じですかね。
毎シーズン、amachi.がCOLLECTION動画をつくってるんですが、その動画も一つの表現技法。 下にそのページを貼っとくので、見てみて。
ここには、過去のコレクションのもあるので、どのようなコレクションをやってきたのか感じてもらえるかもしれません。 https://vimeo.com/amachi
そして、今回。 COLLECTION006。
"SENSE OF PLACE" = "土地の感覚"
デザイナーがすごく変わったルーツを持つから、デザイナー自身の根本にあるものを表現しているのですが、 土地の感覚。
アメリカの超山奥のヒッピーコミューンの中で生まれ育ったデザイナー。
今は長野県の山深い地域でとにかく掘り下げ、それをアウトプットする。 想像を絶するほどの大自然で育ったデザイナーだから、例えば、カリフォルニアでの山火事の経験や植物のサイクルだったり、実際に目にしてきたことをコレクションに出してる。
006は、ポルトガルで撮影を行い、カリフォルニアやポルトガルの共通する植物やその場所の立地、気候、土、色、感触を洋服にしている。
ウルトラマニアックなことしているコレクションだけど、それはデザイナー吉本天地だからできること。
自分の経験を見つめ、より一層掘り下げて、そこにフォーカスして生まれるamachi.のコレクション。
パーソナルな部分が最大級に反映されてるのがamachi.の洋服だから、同じようなジャンルのファッションブランドはなかなかないんじゃないかな。
コレクションの中でもデザイナーが一点ずつ手仕事を入れるものに付属する"HAND PROCESSED GARMENT"のタグ。
植物を表現するamachi.らしく、それぞれの洋服の個体の個性を強めるハンドプロセス。
ボタンも良いの使ってる。 白い水牛ボタンです。
こういう付属の使い方も洋服の雰囲気を大きく左右するからすごく大切な部分だと思う。
地形図で見る土地の高さを表す、等高線を。 タックやダーツが、Tシャツというすごく限られた枠組みの中で加えられているから、独特な仕上がりになってる。
土地の位置の高さ、標高を表す切り替え。
まだ、全て揃ってないけど、早いものは到着。
ここから何回かに分けて全て揃ってくるんじゃないかな。
COLLECTION006を通してamachi.が表現する世界を楽しんでみてください。