こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
本日はお知らせです。

FUKUBORI new collection launch
&
服ヲ掘ル exhibition
2026.04.04 (SAT) - 2026.04.08 (WED)
昨年6月の開催に引き続き、2回目の開催となります。
FUKUBORI、そして服ヲ掘ルのイベント。
昨年の開催時はFUKUBORIの製品はオーダーイベントとしてサンプルをご覧頂き受注いただく形式でしたが、今回は即売となります。
なのでもちろん、当日そのままお持ち帰りいただけるようしております。
今回のラインナップは、ちょうどナウな季節感のものだと思うので、よりリアルにご覧いただけると思います。
その今回のラインナップというのが、”ワークウェア”。
児島を拠点にパタンナーとして活動する河原さんにとって、ヴィンテージモチーフのワークウェアというのは洋服としても型紙としても慣れ親しんだものでしょう。
ただし、FUKUBORIはそのような”経験に基づく”ものではなく、”事実とそこから生まれる妄想に基づく”もの。
なので、もちろん今回も基となる洋服を分解し、その1針1針から紐解かれていく当時の生産背景や思想を丁寧に掬い取り、そのまま製品に落とし込んでいます。
今回のワークウェアに対しての”服ヲ掘ル”の活動を通して製品化されたのは、計4型。
PAYDAYのカバーオールとLEEのペインターパンツを基とする、アメリカのワークウェアとしての上下2着。
通称「ナッパ服」と呼ばれる旧国鉄の機関士などが着用していた、日本のワークウェアとしての上下2着。
国は違えど、生産効率と機能性、そして何より過酷な労働環境下で働く人の安全を守るための思想と設計は共通していました。
これはやはり、1針1針の縫い目の奥に潜り込むようにして洋服に向き合う河原さんの姿勢があってこそ知ることができた世界。

今回FUKUBORIがリリースするカバーオール。
先述の通り、1950年代のPAYDAYをサンプリングしたもの。
この写真を見て”生産効率と機能性、そして何より過酷な労働環境下で働く人の安全を守るための思想と設計”に気がつける方がもしいらっしゃったら、かなりヤバい洞察力をお持ちですのでぜひ誇ってください。笑
僕は河原さんから聞いた時、目から鱗でした。
河原さんはとても謙虚な人だから「いやぁ〜あくまで仮説ですよ。。。」と言っていたけど、世の中で定説とされている考え方よりも遥かに説得力があると感じた。
それにもし50年代当時に設計した人たちが考えていたことと河原さんの”新説”が一致するのであれば、「なぜ本来の思想や設計が時代の変遷の中で埋もれてしまったのか」という新たな謎にも直面することになる。
今回のFUKUBORIのカバーオールは、これからのカバーオールを変えるかもしれないと感じています。
めちゃくちゃワクワクする。
じゃあ何が”生産効率と機能性、そして何より過酷な労働環境下で働く人の安全を守るための思想と設計”なのかって?
それは店頭に見に来てください。笑
河原さんが届けてくれているのは”情報”でも”製品”だけではなく、それに伴う”体験”だと思うので。
期間中の店頭では河原さんが実際に分解した標本も展示予定ですので、ぜひそちらを見ながら河原さんの言葉で”新説”に触れてください。
イベント初日と2日目となる4月4日(土)、5日(日)には河原さんも店頭に立っていただきます。
それで、なんか面白いことできないかなぁと思っていて河原さんに無茶振りしたのですが、この2日間は河原さんにCASANOVA&COの店頭でリアルタイムで洋服を分解してもらおうと思っています。
多分次の次くらいのタイミングで発表したいカテゴリーのヴィンテージの洋服を持ってきてもらって分解することになるんじゃないかな。
今まで当店では、様々な洋服が出来上がってゆく過程を皆様にご覧いただいておりましたが、今回は目の前で洋服が破壊されてゆきます。
そもそも洋服屋で洋服が破壊されていくライブイベントは前代未聞だと思いますが。笑
ただ、河原さんの場合、そのような”破壊”とも呼べる行動は決してパフォーマンスの類ではなく、”創造”と”想像”のためには欠かすことのできない第一歩。
僕自身も河原さんが”破壊”を進める瞬間には立ち会ったことがないですが、きっと1鉢1針を解きながら見ている景色は僕たちとは違うものだと思います。
そのようなポイントを皆様と共有しながらあれやこれやと妄想できる機会になればと思いますので、ぜひこちらも楽しみにしていただけましたら幸いです。
実際に土曜日から販売開始する商品に関しては、また後日きちんとご紹介しますね。
今週末より、お楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。