こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
そうです、今日も福原さんシリーズです。
中一日空いちゃったけど、3発目。
昨年は瞬く間に店頭から姿を消してしまったのであまりきちんとご紹介できていなかった&僕自身も理解が追いついていなかったという個人的な不完全燃焼状態だったので、今年もご用意させていただいた、これ。

OLDE HOMESTEADER YOUTHのBACK CRAPE JERSEY。
昨年の夏、このロングスリーブをとにかくたくさん着ましたね。
真夏に着て気持ちがいいのは着た瞬間に感じることができたんですが、とにかくたくさん着たことでBACK CRAPE JERSEYのことも、OLDE HOMESTEADER YOUTHのことも、今までより少し噛み砕けた気がしています。
その辺も含めてご紹介できればと思います。

OLDE HOMESTEADER YOUTH
BACK CREPE JERSEY SLEEVELESS
material _ cotton 88%,linen 12%
color _ ECRU
size _ 42,44,46

OLDE HOMESTEADER YOUTH
BACK CREPE JERSEY SLEEVELESS
material _ cotton 88%,linen 12%
color _ BLACK
size _ 42,44,46
まずはスリーブレス。
本日からBACK CRAPE JERSEYシリーズを店頭で販売しているのですが、やっぱ福原さんのスリーブレスが店頭に並ぶと夏が始まった合図のように感じます。
今シーズンはこの後OLDE HOMESTEADERのRUSTIC JERSEYの”元祖スリーブレス”が納品される予定ですが、スリーブレスで使用される全素材を試した体感では、BACK CRAPE JERSEYのスリーブレスが最涼だと思いますね。

ネック、肩、アームホールはこんな感じ。
ロングスリーブも含めて、洗うと縮み、着ると伸びる、そんなイメージです。
プラマイで言うと伸びるが勝つと思っていただければ。
なのでネックやアームホールはもう少し広がりが生まれますが、いつも通りそれを見据えた寸法バランスと縫製なのでそのあたりは福原さんを信用していただければ大丈夫です。
では、それほどまでに涼しくて寸法変化も複雑な編み地であるBACK CRAPE JERSEYはどうやってできているのか。
まず、その混率が特徴的。
コットン88%リネン12%というカットソーでは見たことのないパーセンテージでのブレンド。
約9割をコットンが占めるので着心地は”コットンらしさ”がしっかりと感じられるのですが、残りの12%のリネンがこのBACK CRAPEという超特殊組織を成り立たせてくれているのだと思う。

ブランドロゴやサイズがプリントされているのが生地の裏、つまり”BACK CRAPE”の由来となる面なのですが、この裏面がかなり特殊。
BACK CRAPEの名の通りですが、生地の裏側が梨地組織になるような設計となっており、この梨地組織がランダムに表の糸を引っ張ることで風が抜ける隙間を生み出しているイメージ。
言葉にするとなんだか理解できてしまいそうですが、実物を見てみると、まぁ訳の分からない生地。いい意味で。
なんでこんなこと出来んだろ。って感じ。
そこで役立っているのが、12%のリネン。
この粗い生地に強さとシャリ感を与えているのは、このリネンがあってこそだと思います。
福原さんは、BACK CRAPE JERSEYに関して「"EXTRA COTTON JERSEY"シリーズなどの経験を踏まえた」というふうに仰っていたけど、きっといつも通りそれ以外の様々なものづくりの経験も蓄積された先での着地点であることは間違い無いと思う。
ただし、OLDE HOMESTEADERやFAUVESが”型にハマったもの”、YE OLDE AND NEW MANが"型を破ったもの"だったのに対して、YOUTHの立ち位置はそのどちらともから絶妙にズレていると思う。
これは僕のイメージだけど、YOUTHでは”型”をとても柔らかく考えているんじゃないかと思っています。
ハマってるわけでも、破ってるわけでもない、”型”を柔らかくする表現。
だから、YOUTHのラインの中で提案される洋服は、とても自由で柔軟。
”型破り”なそれとは少し違って、”型”の解釈を拡大した先にあるものを示唆するような。
だから、”YOUTH”という言葉の”これから先がある”みたいなニュアンスがとてもしっくりくる。
ここまでを内包させたものづくり、そしてそれにフィットするブランドの派生とそれぞれのゆく先を見据えた動き。
やっぱりとんでもないですよ、福原さんは。

はい、ここで透け感チェックのコーナーです。
ECRUは透けます。
盛大に透けます。
第三者から見たら「わざと透かしてんな」って思われるくらいには透けます。
なので、ロングスリーブも含め、ECRUは一枚で着ることはあまりイメージできないです。

対してBLACK。
いけます。
ギリギリいけます。
僕はお腹が冷えちゃうから一枚では着ないだろうけど、不可能ではないです。
ただし、ロングスリーブを重ねる時にプリントTEEとかをインナーにすると、色によっては透けて見えると思います。
だから乳首くらいなら多分セーフ。
よりストイックに涼しさを求める方は、1枚で着用してみても良いかもしれません。

OLDE HOMESTEADER YOUTH
BACK CREPE JERSEY CREW NECK LONG SLEEVE
material _ cotton 88%,linen 12%
color _ ECRU
size _ 44,46

OLDE HOMESTEADER YOUTH
BACK CREPE JERSEY CREW NECK LONG SLEEVE
material _ cotton 88%,linen 12%
color _ BLACK
size _ 44,46
そして、ロングスリーブ。
僕は去年の真夏にこれをめちゃくちゃ着てました。
お店に立つ日はもちろん、出張の日も、休みの日も。
「夏でも長袖を着るのが好き」というのはある種のあるあるだと思うのですが、僕はそうではなくて、このBACK CRAPE JERSEYのロングスリーブは「これを着るのが気持ち良い」から着ていた。
要は、長袖を着ることを目的にしていたわけでも、我慢していたわけでもなく、最も気持ち良い選択肢だったから、って感じ。
それくらい革命が起きました。

あとこの場をお借りしてポケットさんに伝えておきたいのですが、僕はこのポケットがここにいてくれていることにとても感謝しています。
別に何かをここに入れたことはないけれど。
でもとても重要な役目を果たしていると僕は思ってる。
それは、ここにポケットがあるからこそ”ロンTの顔”をしてくれる、ということ。
洋服の立ち位置とか生地の見え方的にはサマーニットと呼んでも間違いではないキャラクターを持っていると思いますが、あくまでサマーニットではなくロンTであることを暗に示すこのポケット。
サマーニットほどエレガントでセクシーなスタイルではなく、もっと日常的でこなれていて気負いがないスタイルであるためのポケット。
このポケットがあるから、僕は休みの日にもこれを着ていたのだと思います。
ありがとう、ポケット。
ありがとう、福原さん。

洗濯について、アテンション。
洗うのはもちろん手洗いorネットに入れてのお洗濯でお願いしたいのですが、このBACK CRAPE JERSEYは干すときも少し注意が必要。
平干しできる環境があれば平干しがベストですが、平干しできない場合は、先ほどの写真のように干していただくのが良いと思います。
トライアングル状のハンガーの横棒にボディーを掛けて、アームを下に垂らしっぱなしにせずにハンガーの斜めの部分に引っ掛けるイメージ。
肩やネックのバランスを一番崩さないのは多分これだと思います。
昨年めちゃくちゃ研究したので。笑
でも、まぁ平干しがベストです。
あと、見るからに当たり前ではありますが、BACK CRAPE JERSEYは引っ掛けたら穴が開きます。
決してタフさが売りの素材ではありません。
繊細なガラス細工のようにギリギリの物性で成り立っている素材なので、落としたら割れるのと同じように、引っ掛けたら穴が開きます。
僕のロングスリーブはすでに2箇所くらい穴が開いていますが、僕がそういうのを気にしない性格ということもあってあまりなんとも思っていませんが、穴が開くことを肯定するつもりはないのでケアをする際だけではなく着用する際も不用意に木の壁などにもたれないようにするなど、配慮は必要です。
そのような点も含めて個性だと思ってお付き合いいただけると、とても嬉しいです。
気にしていただける方は、ぜひご覧いただけましたら幸いです。