久しぶりのバッファローホーン








こんにちは。







CASANOVA&COの野口です。








昨日に引き続き、今日も待ちに待ったシリーズです。









GERNOT LINDNERのバッファローホーン。








昨年10月にブランドとして初めて登場してご紹介させていただきましたが、大変ありがたいことにすぐに完売してしまい、直後に再オーダーしていたのですが、そこから1年。









1年ぶり2回目のご紹介となります。











GERNOT LINDNER

GL-601 [Horn]

material _ Buffalo Horn × Sterling Silver 925

color _ black brown gradation

temple _ 145mm











改めてのご紹介となりますが、昨年初めて登場したGERNOT LINDNERのバッファローホーンシリーズ。








形としては既存で展開されていたシルバー925とアセテートのコンビネーションフレームのアセテートの部分をバッファローホーンに置き換えできるよ、というイメージ。








その中で当店がチョイスしているのはこのGL-601、正円に近いラウンドのモデルです。















トロッとした光沢のバッファローホーンに、シルバー925のテンプル。








バッファローホーンのメガネもシルバーのメガネも見たことありますが、こんなに贅沢な組み合わせは未だかつてなかったんじゃない?









バッファローホーンは古くからラグジュアリーなメガネの素材の一つとして用いられてきましたが、昨今はアジアで生産されているものが増えたといいます。








GERNOT LINDNERは、そのような時代の流れの中においても一貫して天然素材を専門に扱うドイツのフレームメイカーにバッファローホーンを任せています。








ホフマン社、だったかな。








それが先ほどのリム周りのホーンのパーツです。








それがGERNOT LINDNERの工房に持ち込まれて、シルバーのテンプルやノーズパッドとドッキングします。








そもそもですが、GERNOT LINDNERのメガネは基本的に全てシルバー925、それも7.5%の割金に銅だけを使用したスターリングシルバーで作られています。








このスターリングシルバーは、ゲルノットさんが生涯をかけて開発に心血を注ぎ、70歳を超えた頃にようやく完成したものだそう。








普通のシルバー925やスターリングシルバーだと金属として弾力が無くメガネに用いても力がかかると簡単に変形してしまうため、熱や圧力の掛け方を研究してメガネに耐えうるシルバーを開発した。その研究に膨大な時間を費やし70歳を超えて始めたのがGERNOT LINDNER、というわけです。








そして80歳を超えて繰り出された新素材。ラグジュアリーで素材としても歴史あるバッファローホーン。









素材や技術の素晴らしさはもちろんですが、10代からメガネに取り憑かれ古今東西数えきれないほどのメガネを蒐集し、半世紀以上をメガネ技師として生きてきた人間だからこその、このコンビネーション。そしてこのメガネ。








たった1本のメガネですが、業界を支え続け進化させ続けた男の人生を感じることができる壮大で重厚な製品だと思います。
















では、GERNOT LINDNERの魅力は何か?








「どんなブランドなんですか?」と聞かれたら、先述のように「ゲルノットさんという業界のレジェンドが生み出したシルバー925だけで作るメガネブランドです」と答えますが、「GERNOT LINDNERの魅力は何か?」と聞かれたら、








「ゲルノットさんという業界のレジェンドが生涯をかけて生み出したメガネなのに、とても洗練されているところです」と、僕は答えます。








洗練されている。つまり、その人らしさ、ゲルノットさんにしかできないゲルノットさんらしさはこれでもかと詰まっているのに、ある意味とてもさっぱりしていて、身につける人にそれを過剰に背負わせない。








生涯をかけたものづくりの先で、GERNOT LINDNERはとてもミニマルで洗練された顔つきをしている。








本当は全てのディテールや寸法などのバランスが狙い澄まされた作為性の塊なのに、顔に掛けた時に必要以上にキャラクターを植え付けることがなく、まるでデザインされたものでは無いかのようにデザインされている。








僕は、こういうモノの奥の方にその人にしか出せない個性が強く宿っていることに心惹かれるタイプなのですが、GERNOT LINDNERからはそれをとても強く感じてます。





 

 

 

そして、これがGERNOT LINDNERの最大の魅力だと僕は思います。

 

 

 

 











ホーンのリム部分について。








ラウンドしているフレームの上の方はブラックカラー(厳密にはダークブラウン)で、下の方にかけてグラデーション状にマイルドなブラウングレーに。








バッファローホーンは天然の素材なのでひとつひとつに表情の違いがありますが、色味のムラ感もホーンらしさだと思うので敢えて色のグラデーションがはっきりしているカラーでオーダーしています。













反面、裏側はマイルドで透明感のある色味。













実はこのバッファローホーンのリムは2枚のホーンの板を貼り合わせるようにして構成されています。







先ほどのように表と裏で色味に違いがあったのは、そういうことです。








では、なぜ2枚を貼り合わせるのか。








バッファローホーン、つまり水牛の角は乾燥に弱く、筋に沿って湾曲してしまう習性があります。








レンズを固定するリム周りが湾曲するというのは、見た目にはもちろんですが視力を矯正する器具としてもよろしくない。








そこで、ホーンの板を筋の方向がクロスするように貼り合わせることで、お互いの湾曲しようとする力を相殺しているのだそう。








それでももちろん乾燥してしまうことへのケアは必要ですが、こうすることでメガネ自体の変形を防いでいるのです。















先述の通り、テンプルとノーズパッドはスターリングシルバー。








ここをコンビネーションにすることで、かけ心地の調節はバッファローホーンよりも繊細にコントロールできます。








ただし、弾性を持たせたシルバーとはいえチタンやシートメタルなどではないので、掛けたまま寝っ転がるとかはNGです。















写真だととても伝わりにくいですが、自然光を受けた時のバッファローホーン特有のトロッとした透明感のある光沢は、やはり他にはない気品があります。








ぜひ店頭では一度自然光の下でご覧ください。マジで美しいです。









おそらく今回も全世界のGERNOT LINDNERの取り扱い店舗様の中でも限られたお店でのみの取り扱いとなっていると思います。








お好きな方はぜひこの機会にご覧ください。








最後に、現在のCASANOVA&COにおけるGERNOT LINDNERのストックリストを掲載しておきます。






- GL-151

 bridge _ Middle

 temple _Golf 140mm

 color _ SN


- GL-158

 bridge _ Middle

 temple _ Adjustable

 color _ SN / GP


- KYOTO I

 bridge _ Middle

 temple _ Adjustable

 color _ SN


- KYOTO Ⅱ

 bridge _ Middle

 temple _ Adjustable

 color _ SN


- GL-250 (ツーブリッジ)

 temple _ Adjustable

 color _ SN


- GL-253 (ツーブリッジ)

 temple _ Adjustable

 color _ SN


- GL-450 (リムレス)

 bridge _ Middle with nose pad

 temple _ Adjustable

 color _ SN








全てではありませんが、一部対応するクリップオンもご用意しております。







ご覧いただけましたら幸いです。









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