tilt The authentics × CASANOVA&CO

 

 

 

 

お知らせしてきましたtilt The authenticsとの洋服。

 

 

 

 

掲載してから、ご連絡を頂き、大変嬉しく思っています。

 

 

 

これまでにご連絡を頂いている方々、ありがとうございます。

 

 

 

今回のこともまさに、自分にとって、"初心"であり、ずっと思い続けていることを最も形にしていることなので、興味を持って頂けていることが大変嬉しいです。

 

 

 

 

ただ、やはり、CASANOVA&COという店舗で販売員をやり始めた当時には、全く想像もできていなかったような方々と一緒に、手を尽くしてもらった今回のもの。

 

 

 

 

お伝えをしていた通り、15日(土)より岡山のCASANOVA&COで販売をするのですが、初日の15日(土)には、tilt The authenticsの中津さんと、山栄毛織の山田さん。

 

 

 

 

翌日の16日(日)と17日(祝・月)には、tilt The authenticsの中津さんとマーヤ縫製の菅谷さんが在店してくれる予定です。

 

 

 

 

このような川上の方々にも、店頭に立ってもらえることもこのような機会ならでは。

 

 

 

 

山田さんも菅谷さんもとても良い人だから、やはり"ものには人間が宿る"ということを感じて頂けると思います。

 

 

 

 

 

これまで、順を追って紹介をさせてもらってきた今回の洋服ですが、今日は、着てる写真を掲載しますね。やっと。笑

 

 

 

 

 

今日は、着用写真を載せるので、ヴィジュアルをメインにお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tilt The authentics × CASANOVA&CO

 

tilt The Coverall Jacket

 

material _ GUANACO 38%,COTTON 36%,WOOL 26%

color _ NATURAL

face _ GUANACO

size _ 1,2,3

 

 

 

 

 

まず。これ。

 

 

 

これまでお伝えした通り、全部が"無染色"である今回の洋服。

 

 

 

こちらの面は、"グアナコ・ウール"のラチネ組織面。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着用してる写真をご覧頂けると感じてもらえると思いますが、色合いでいうと、ライトブラウンと言うと一番イメージしてもらいやすいと思います。

 

 

 

グアナコがブラウンで、15ミクロンのウールがホワイトのカラーリング。

 

 

 

 

その二つ混ぜ合わされ、こちらの面では65%表に現れて、メインの色合いになっています。

 

 

 

 

 

 

 

形でいうと、着丈は、気持ち長めに設定しています。

 

通常のカバーオールのセオリーよりも、数センチ長いかもしれません。

 

 

それは、ハーフコートとかまではいかないけど、洋服のそもそものバランスでカバーオールの範疇を少し超えたかったから。

 

 

 

 

あと、着てるサイズは、最小サイズの1です。

 

 

 

今回のサイズ1は、身長167cm、体重52kgの僕の体格で一番小さいサイズ1を設定しました。

 

 

 

ジャケットもパンツも、どちらもそのように設定し、着ている写真も、全て1のサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"肩ダーツ"が搭載された立体で丸いフォルムが描かれたショルダーライン。

 

 

このダーツは、少しだけ落とした位置に配置をすることが山崎さんの狙いでした。

 

 

 

写真では、手を曲げてるから分かりにくいけど、この"肩ダーツ"は、直立時に袖と身頃のフォルムの形成に大きな効果を生んでる。

 

 

 

とても専門的なのですが、中津さんが言うには、この"肩ダーツ"が"抱きのゆとり"の起点に設定しているそうです。

 

 

 

山崎さんほどのパタンナーのレベルになると、超専門的でウルトラマニアックなパターン設計。

 

 

 

だけど、これが着用者には、きちんと恩恵があるように出来上がっていますので、実際に着てみて頂けることを楽しみにしていてください。

 

 

 

そして、着用の写真でも少し感じられる、縫製の切り替え線の美しさとステッチワーク。

 

 

 

 

どこを見ても線が"生きて"ますから。実物は。

 

 

 

これも、実際にご覧頂ける方は、期待を高めて見てみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tilt The authentics × CASANOVA&CO

 

20 Darts 3D Trouser

 

material _ GUANACO 38%,COTTON 36%,WOOL 26%

color _ NATURAL

face _ GUANACO

size _ 1,2,3

 

 

トラウザー。

 

 

こちらも、グアナコ面です。

 

 

 

着用サイズは、先述の通り、1。

 

 

 

これまでのtilt The authenticsのトラウザーをご存知の方はいるかもしれませんが、割とスッキリしたものがこれまでは中心のブランドです。

 

 

 

しかしながら、今回は、全然ワイドパンツとかではないけど、ダーツの構築を活かすために、今までのものよりもボリュームがあるように設計しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりますかね?

 

 

 

多様に入るダーツにより、シャープでありながらも、下半身に合わせて造形を描いてる。

 

 

膝が前方に"クッ"と出てるのは最も見て分かる箇所だと思います。

 

 

 

あと、写真で感じて頂けるかもしれませんが、双糸のFOX 50Gコットンのコシがあって、ハリがあるのにも関わらず、グアナコが重力に逆らえず落ちてる。笑

 

 

 

これは、新品だけではなく、使っていけば使っていくほどに未体験ゾーンを体感してもらえますよ。

 

 

 

 

 

長年使うことによる"その先"に、今回だけの世界が待ってると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でね、これ。

 

 

ロールアップ。

 

 

このトラウザーは、ロールアップすると印象が変わりますね。

 

 

 

そのまま穿くと、それなりに裾幅の設定があるので、歩く度に裾が揺れ動くのですが、ロールアップするとシャープさが、200倍際立つの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加えて、ロールアップすることにより、マーヤさんのヤバヤバなパイピングが顔を覗かせます。

 

 

それに、フツーは、存在しない位置にパイピングが登場。

 

 

ロールアップが苦手じゃない方は、時には是非ロールアップしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、グアナコセットアップ。

 

 

 

"無染色のライトブラウン"の色合い。

 

 

 

グアナコのブラウンと、15ミクロンのホワイトウールの混紡で、フラットな生地表面ではなく、特有の奥行きが感じられる。

 

 

 

 

ジャケットの衿の自然な返り、ストレートに真っ直ぐ落ちる前端。

 

 

 

 

トラウザーのダーツの際立ちと、結構バキバキに仕上がった内股のアウトラインの形成。

 

 

 

これは、かなりのレベルだと思いますよ。

 

 

 

 

生地、パターン、縫製の途轍もない高いレベルでの"マッチング"。

 

 

 

 

セットアップでの着用は、着ていて街で浮かない、キメキメの見た目にならないということは、当初から狙いだったので、やり過ぎていない見え方にすることは大事に思っていました。

 

 

 

でも、そういうセットアップの枠組みの中でも、とても良いムードがあるものが出来上がったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超高級素材で、適度におじさんしてる。笑

 

 

 

ここ最近では、あまり見ないムードだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原料が原料なので、グアナコ面は、紡毛でありながら、強い光が当たると陰影のコントラストがくっきり出てくれるのを感じますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャケットもトラウザーも紹介していたように、裏の素材もダイレクトに体感してもらいたかったのと、マーヤさんの縫製のレベルを最大に見てもらいたかったので、裏地はどちらも付きません。

 

 

ジャケットの方は、身幅は比較的ゆとりを持たせてるのと、アームは身幅の割りにはシャープにしてもらっていますが、インナーにニットは余裕で着れると思う。

 

 

 

トラウザーは、生地が一般的なパンツよりも、重量と目の詰まりがあるから、冬も問題ないです。

 

 

ただ、素材の品質が非常に高いので、呼吸してくれることもあり、夏前に着ても蒸れることはない。

 

 

真冬にはパッチを穿いてたら、極限まで寒い地域じゃなければどこでも行ける。

 

 

 

真夏になった今にはあんまり想像したくないですけど。

 

 

販売時期は、あまり秋冬の想像が付きにくいタイミングになってしまいましたが、頭の中で必死に秋冬を想像してください。

 

 

 

まあ、この時期でも僕はトラウザーは穿いてますけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tilt The authentics × CASANOVA&CO

 

tilt The Coverall Jacket

 

material _ GUANACO 38%,COTTON 36%,WOOL 26%

color _ NATURAL

face _ GREEN COTTON(FOX 50G)

size _ 1,2,3

 

 

次は、こちらの面。

 

 

サリーフォックス女史が開発した天然の緑色。

 

 

 

グリーンコットンが65%表に出た面。

 

 

こっちの面は、組織が"タッサー"となります。

 

 

 

ギザギザの組織が特徴で、グリーンコットンは双糸で糸の目が引き締まってることもあり、この生地の目が、とてもよく見える。

 

 

 

あとは、縫製のステッチワークがグアナコ面に比べて、くっきり出ることも特徴です。

 

 

 

あと、これまで紹介していませんでしたが、グアナコ面とグリーンコットン面で、縫製の糸の色が違います。

 

 

 

これは、それぞれに最も相性の良い色をマーヤさんで決めてもらい、その色糸で縫ってもらっています。

 

 

 

もちろん、表と裏とで、縫い糸の番手も違いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどのグアナコ面に比べると、ディテールがより強く浮き上がってるのがこちらの面。

 

 

ステッチワークもよく見えると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tilt The authentics × CASANOVA&CO

 

20 Darts 3D Trouser

 

material _ GUANACO 38%,COTTON 36%,WOOL 26%

color _ NATURAL

face _ GREEN COTTON(FOX 50G)

size _ 1,2,3

 

 

20本ダーツのトラウザー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの面は、ロールアップすると、グアナコの色とパイピングの、表地よりも濃い色が内側から出てくる。

 

 

ギザギザで、遠目に見ても少しマットな質感の生地から、超高級繊維グアナコ。

 

 

 

グアナコ面が内側の場合、最初は、少しザラつきを感じる方もいるかもしれませんが、かなりのレベルで品質の高い生地なので、10分穿いてたら、そのザラつきは感じなくなります。

 

 

 

馴染みのレベルがハンパじゃない繊維。

 

 

 

 

あと、販売当日は、岡山でも東京でも、僕が二ヶ月穿いて、5回洗った1stサンプルを展示するつもりでいるので、それ触ってみて。

 

 

 

 

とろけてますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是非ロールアップしてもらいたいと思ってるけど、そうじゃなくても、紳士的なアウトラインが出てくれると思います。

 

 

このフォルムも悪くないでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グアナコのブラウンと、天然の最大濃度のグリーンが良いように作用してくれて、すごく独特なカラーリングになってると思います。

 

 

この未体験の色合いも一つの狙いではありましたからね。

 

 

グアナコ面だとおじさんだったのが、こっちはちょっと神秘的かも。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩く度に、合計20本のダーツがその時々でのベストなアウトラインを生み出してくれると思います。

 

 

真っ直ぐ立ってる時なんて、1日の中でごく僅かですからね。

 

 

動いた時にどう見えるのか、ということが重要。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単品でも使ってもらいたいと思ってるけど、やはりセットアップはコンプリートスタイル。

 

 

 

もちろん、上下でグアナコ面とグリーンコットン面という組み合わせも悪くないと思いますよ。

 

 

写真撮ってないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、下記にそれぞれのサイズ寸法を記載するので、ご参考にお考えください。

 

 

 

<tilt The Coverall Jacket>

 

・サイズ1

肩幅:51cm

身幅(ぐるり一周):120cm

着丈:74cm

袖丈:57cm

裄丈:82.5cm

 

 

・サイズ2

肩幅:53cm

身幅(ぐるり一周):124cm

着丈:76cm

袖丈:58.5cm

裄丈:85cm

 

 

・サイズ3

肩幅:55cm

身幅(ぐるり一周):128cm

着丈:78cm

袖丈:60cm

裄丈:87.5cm

 

 

 

 

<20 Darts 3D Trouser>

・サイズ1

ウエスト:72cm

股上:30.5cm

股下:70cm

ワタリ幅:35.9cm

裾幅:23cm

 

 

・サイズ2

ウエスト:80cm

股上:31cm

股下:71cm

ワタリ幅:37cm

裾幅:23.5cm

 

 

・サイズ3

ウエスト:86cm

股上:31.5cm

股下:76cm

ワタリ幅:38.3cm

裾幅:24cm

 

 

 

以上となります。

 

特に、20 Darts 3D Trouserは、サイズ1からサイズ3でウエストが"14cm"変わり、レングスもサイズ2からサイズ3で"5cm"変化します。

 

 

細くてご小柄な方は、きっと日頃からパンツのウエストが大きいものが多いと思います。

 

 

 

そして、小柄な方から、身長180cm代の方まで対応できるように、パンツは、このサイズ寸法です。

 

 

 

コレクションではあり得ない、超変速ピッチで製作をしてもらいました。

 

 

 

これは、僕が日頃店頭で感じるサイズの展開にしています。

 

 

 

 

そのため、通常は、マスターパターンというものがあり、一つの基軸になるパターンを使い、均等に寸法の大小を行いますが、パタンナーの山崎さんに、僕が思う3サイズをつくってもらいました。

 

 

だから、全サイズでそれぞれのパターンが存在します。

 

 

でも、それぞれが目指した形になるように設定してくれてるので、良いバランスになってると思います。

 

 

 

 

また、洗濯についてですが、品質表示は洗濯はNGを付けています。

 

 

それは、新品の見た目とは、少しだけ変わるからです。

 

 

先述の通り、グアナコがかなり柔らかくなったりとか。笑

 

 

洗い晒しのシワは入りますが、洗った感じもエゲツないものだと思いますよ。

 

 

全然形も崩れないから。

 

 

これ、すごいですよ。

 

 

縮みについても、山栄毛織さんの生地は、密度がかなり高いことと、縫製前の裁断時にマーヤさんで、熱処理をして、生地の縮みを与えているので、かなり安定しています。

 

 

 

ただ、トラウザーで多めに見てMAX2cmくらいですかね。

 

 

 

手洗いと洗濯機にそのままぶち込むのを5回やってみたら、それくらい縦の縮みはありました。

 

 

横も1cmの身幅の縮みはあったんですけど、1cmの横縮みのレベルになると、着用時には、もう分からないレベル。

 

 

 

だから、グアナコの変化を楽しみたい方は、将来的には洗濯してみるのも一つの選択肢としても良いかも。

 

 

 

 

また、販売価格についてですが、

 

 

 

 

 

今回も、できる限りのことはやったつもりです。

 

 

 

 

 

プライスを抑える方面でも。

 

 

 

 

 

 

このような洋服をつくったので、数量には限度はありますが、できる限りの方に手にしてもらいたいと思って出したプライスです。

 

 

 

 

tilt The Coverall Jacket

¥140,000- (¥154,000-)

 

 

20 Darts 3D Trouser 

¥125,000- (¥137,500-)

 

 

 

この販売価格です。

 

 

 

このクオリティで、これ以下のプライスは僕たちには絶対に出せません。という価格にしています。

 

 

tilt The authenticsの中津さんもすごく頑張ってくれました。

 

 

しかしながら、高いハードルなのは分かってるつもりです。

 

 

 

 

そのようなこともあり、今回は、できる限りの方に実物をご覧頂いた上で、ご検討頂ければと思っています。

 

 

 

 

 

そのため、お伝えしていたように7月22日(土)〜24日(月)の3日間で東京に行きます。

 

 

 

 

場所は、以下のところとなります。

 

 

 

<開催場所>

 

〒151-0051

東京都渋谷区千駄ヶ谷1-23-6 サンビューハイツ北参道101

テリトリー・ギャラリー

 

 

時間は、22日と23日は、12時〜19時。

 

最終日の24日のみ、12時〜17時での開催となります。

 

最寄り駅は、JRの千駄ヶ谷か、副都心線の北参道だと思います。

 

 

 

 

 

また、tilt The authenticsとの今回の商品は、数量に限りがあるため、それ以外にも、少しですが、日頃CASANOVA&COで取り扱いをする商品を持っていきます。

 

 

日本でもあまり見ることができないもの。

 

 

 

 

 

明日は、最後に中津さんとの話を掲載する予定です。

 

 

 

 

続く。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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