みんな洋服着てるけど、なんでそれを選んでるんですかね?
そのブランドが好きだからとかもあると思うし、いろんな理由はあるかもしれないけど、今はやっぱりインスタグラムとかドウガの影響で選んでる人が中心的ですかね。
世の中。
通販サイトでポチっとするのもそれきっかけかな?
まあ、当店ほとんど店頭で買い物してもらってるので、
わからないけど。
でも、自分たちが死ぬほど猛烈に必死で足を運んで洋服買ってた時代とは大きく違ってるのが今だと思う。
ほんっとそういう頃がありましたね。
その洋服を手に入れられるか手に入れられないか分かんないし、第一、高いから。
しかも、それがもしかしたら自分が行くときには売れちゃってるかもしれない、でもちょっと家で考えさせて。みたいな悶々とした気持ちを抱えてたときは幾度となくあった。
もちろんその店頭だけじゃないと買えないし。
というか買いたくない。
だってその店から買い物したってことをリアルに感じたいから。
しかもその店オンラインショップもなかったし、よく分からない内容のブログしかなかった。
だから、はるばる一時間以上かけて赴くしかなかった。
頭を悩ませながら。
そんなことがもう、夥しい数。
ありましたね。
そんな10代終盤〜20代最初。
まあ、それくらい自分が洋服を選ぶ時はなんかいろいろ身を削ってたんですよ。
今は多ジャンルに渡って選択肢も増えたし、そんな時代じゃないとは思うからモノや洋服を選ぶ行為自体はもう少しライトにやるのがちょうどいいのかもしれませんね。
ただ、でも、生きるって選択の連続。
目に見えるものから、目に見えない選択まで。
信号が青になって進むのも、進む選択をしてるから。
夜にご飯を食べるのも、食べることを選択してる。
まあ、極端だけど。そんなこと言ったら。
でも、自分が好きで着る洋服ならもっと大事に選びたいと思うと思う。
ありがたいことに当店にお越し頂く方は、すごく真剣に見て一緒に選んでくれてる方が多いんじゃないかと実感してます。
ホントにね、ありがたいと思ってるんだけど、でも広く日本の規模で見たらどうなんだろうね。
ちょっと同業の人たちから聞く話や、その後の感じ見てると軽〜い選び方って結構起こってるみたいですね。
だから、まあ、これだけ中古の二次市場が発達しちゃうってワケか。
言いたいことは別にそれじゃなくて、結構逸れて来てるんだけど、やっぱりとにかくモノや行為を選ぶことにはそれなりの理由が必ずあるわけだし、もう少し自分に向き合って、選ぶ対象物に向き合ってみるのも良いかもしれませんね。
そうすれば、その行為に自分なりに責任がつくわけだし、外への発信行為ばかりではなく、自分の内在意識へのアプローチが大事なんじゃないかなって思いますよ。
言いたいことはそういうことです。
選ぶって大事な行いですよ。