IRENISA 18日(土)より


お知らせしていたIRENISA。


18日(土)より23年春夏シーズンを当店でスタートします。


お伝えしておりましたように、18日(土)は終日。


翌日の19日(日)は大体15時頃までIRENISAの二人、小林さんと安倍さんが当店に在店してくれる予定です。


これまで何度も会ったことのあるお客様方もいると思いますが、そういう方々も、初めての方もお越し頂けましたら大変嬉しいです。


そして、今回のシーズン。


取り扱いをする上で、デビューシーズンよりコレクション毎に向上を続ける、IRENISAのクオリティの高まりをバチバチに感じた。


自分の中で定めている、当店の取り扱いブランドに対する”一定水準”があるんですよ。


そのボーダーラインを超えたオーダーをしました。IRENISA。


まあ、僕は、セレクトショップとしては当たり前のことだけど、取り扱いの有無に関係なく、世界中のブランドを自分の目で見続けてきていることと、服のクオリティを見極める自負はあるんですよ。


だから、IRENISAを取り扱いをしていく店舗としての意思表示でもあるのですが、気持ちだけではなく、形としても、完全に当店のメインブランドの一つです。IRENISA。


コレクションの全体像だけではなく、一つ一つの洋服の仕上がりも、その辺の国内ブランドとは、段違いのレベルだから。



ですので、実際に見ることができるのを楽しみにしてくださいね。



今日は、18日(土)のスタートにあたって、少し紹介しますね。



今回のシーズンは、春夏という時期ではあるのですが、これから暑くなる季節に向かっていくにあたって、かなりレベルの高い洋服づくりをしているコレクションだと思います。


これから迎える春夏の季節に、着る人の心を大満足させながら、ちょー快適に過ごせるラインナップです。


今回のIRENISA。 


IRENISA

REVERSIBLE SHORT-SLEEVED LEATHER JACKET

front side _ HORSE LEATHER

back side _ COTTON 100%


まず、これ。

今回のIRENISAのコレクションメインピースの一つ。

“リバーシブル”という、ブランドが超絶レベルで得意にしてる仕様を搭載したレザージャケット。

まあ、写真見てもらったら分かると思いますが、ショートスリーブ設計のテーラードカラー。


ただ、無茶じゃないの。全然。


表面と裏面が全く別のマテリアルで構成され、キメの細かい良質ホースレザーとコットンのボンディング。


それにより、IRENISAが設計してる見事なアウトラインの形成も実現してる。


ホースレザーサイドの革質は、1ミリも文句ない。


コットンサイドは、この洋服の構築が分かるし、生地端のIRENISAが大阪の特殊工場と実現した”撚糸コード”処理も搭載。写真撮ってないけど。


リバーシブルが途轍もなく高次元に突入した超IRENISAクオリティの洋服です。


今回のこのショートスリーブのジャケットをオーダーしたのは、もの珍しいからとかじゃ全然なくて、見事なレベルの洋服だから。


実際に目にして。 


IRENISA

-MODIFIED SHAWL COLLAR JACKET

face material _ WOOL 100%

lining material _ CUPRO 59%,NYLON 41%

sleeve lining material _ CUPRO 100%

color _ NAVY


-THREE TUCKS TAPERED PANTS

face material _ WOOL 100%

lining material _ CUPRO 100%

color _ NAVY



ブランドの一つの代名詞でもあるジャケットセットアップ。

今回も当店では、複数種類用意しています。


超超超強撚のウール糸を使って、ウールなのに、”シャトル織機”で織り上げられた平織りオリジナル生地のセットアップ。


ジャケットは、IRENISAならではのモディファイドショールカラーのもの。


着てる写真のトラウザーの方は、ニューモデルのフロント3タックスタイルのもの。

センタープレスなしで、強烈テーパードのパンツです。


この生地は、強く糸の撚りをかけたウール糸を、更に、更に、撚りをかけ(追撚)、それを低速中の低速で時間をかけてアナログに織り上げて形にした生地ですね。

日本の春夏秋には、かなり適してると思いますよ。


このジャケットスタイルは、冠婚葬祭の葬を除き、そういうシーンでも、デイリーでも、気に入ってもらえさえすれば、どこに使ってもらってもオーケーなシロモノ。


コレクションブランドではあるけど、洋服のセオリーから考えても、とても充分なレベルで構築されてるジャケットです。


このジャケットの組下は、”NEW”の3タックのものと、ブランドのトラウザーの顔のTWO TUCKS WIDE PATNSとで用意してます。 




 IRENISA

STAND COLLAR ZIP BLOUSON

material _ COTTON 88%,POLYESTER 12%

color _ NAVY JAQUARD


今回のコレクションテーマを最も象徴する生地のブルゾン。


“Talking water” = 「水との対話」


という主軸のコレクションシーズン。


それを最も表現してる生地。


果てしない奥行きがありますよ。これ。


昔の古い古い、ヴィンテージアーカイブ資料から着想を得たとIRENISAは言ってるんですが、そのもともとから、表現を超細かいミクロにも到達するような”点の世界”へと置き換えて、設計したオリジナル生地。


ベースとなる生地組織も、僕が知る限り、かなり組織が複雑なものなのですが、それを利用して、柄の表現を行ったもの。


オールドムードが漂うけど、それだけの単純なものではない、時間をかけて見れば見るほど、惹き込まれていく生地。


そして、それが最も活きる洋服の形に組み合わせてる。


このブルゾンとショートパンツ、そしてショートスリーブのシャツ。


お好みで選んで。


IRENISA

-MIDDLE LENGTH SHIRT

material _ WOOL 65%,POLYESTER 35%

color _ BEIGE STRIPE


-TWO TUCKS WIDE PANTS

face material _ WOOL 65%,POLYESTER 35%

lining material _ CUPRO 100%

color _ BEIGE STRIPE



そして、これ。

こちらは、当店ではシャツとパンツのセットアップです。

もちろん単品でも良いけど。


今シーズンのIRENISAは、蒸せるような夏場に、心身ともに快適に過ごしたい方は、全員見た方が良いと思うんだけど、その中でも、特段とても快適シリーズですね。

これ。


美しさと機能、とてもハイレベルで組み合わされてますよ。


生地と服の形状とのバランスが、どちらもすんごいと思うから。


もちろん家庭での手洗いも大丈夫だし、持ってたら着たくなると思うわ。これ。


その前に欲しくなると思うけど。

IRENISA

TWO TUCKS WIDE PANTS

face material _ POLYESTER 70%,WOOL 30%

lining material _ CUPRO 100%

color _ BLUE GRAY


今日、3回目の登場。

TWO TUCKS WIDE PANTS。

まあ、他にもパンツはいろいろバリエーション用意してるんですけどね。


IRENISAのトラウザーは、やはり日本国内でも間違いなく指折り。


それを決定付けるのが、”内股”。


この”内股”の美は、ハンパない。


IRENISAの小林さんが、何年も何年もかけて、自分の手で導き出した超人的なパターン理論をしてるパンツだ。


僕は、IRENISAというブランドに出会ってから、パンツへの考え方が大きく変わったから。


小林さんの発明は、僕の洋服屋人生に影響を及ぼしてくれてる。


小林さんの生み出すパンツのアウトラインは、業界の人もちょっと誰も文句言えないと思いますよ。

残念ながら。


そのくらいヤバい。IRENISAのレベル。



それでね、上の写真で着てるTWO TUCKS WIDE PANTSは、さっきも紹介したMODIFIED SHAWL COLLARのジャケットも同生地のを用意しているので、こちらもセットアップオーケーです。


この生地は、超強撚のNAVYのものよりも、よりイージーケアで。


バッキバキの内股に、流れるフォルム。


それぞれの生地の特性と色合い、バランスで選んでください。




初日は、当店で用意している全てのラインナップを見てもらえる予定ですが、初日が今シーズンのIRENISAのMAXです。


そこから減る一方になると思うから、ご覧頂けたら幸いです。



お好きな方には、今シーズンもIRENISAのクオリティを心の底からお勧め致します。



18日(土)からは、IRENISAのお二人とお待ちしてますね。

BACK