one strap sandal "FEIT"

 

先日、少しお話したFEITのサンダル。

 

 

今日から登場です。

FEIT
one strap sandal

color _ black.tan

size _ L(26.5cm前後).XL(27.5cm前後)

price _ ¥53,000-(without tax)

 

 

台湾の伝説的、仙人たちによってハンドソーンでつくられるサンダル。

アッパーは、エルクレザー(ヘラジカ)の裏づかい。

足を支えるフットベッドはきめ細かいカウレザー、

そしてそれに包まれるのは天然のゴムの木から抽出した牛乳のような樹液を原料としたラテックス。

アウトソールは、丁寧に磨きがかけられたレザーソールで滑らないようにヒールラバー。

 

 

踵を支えるストラップの革質までも、より厚みがあり繊維密度が凝縮し、圧倒的安心感を与えてくれる。

 

 

そして、それをブランドのコンセプト通りハンドソーン。

一人のシューズ職人が手縫いで、手作業で仕上げるサンダルです。

 一足ずつにシリアルナンバーと製作を行った職人の名前が入る証書が付属します。

 アッパーのエルクレザーはソールの間に巻き込まれ、更にフットベッドと手縫いでドッキング。

もともと足裏に合うように多少の溝が入っています。

これにより、最初からすんなり足を収めることができますね。

これがタン。

さっきのブラックとは異なり、パーツごとの色のコントラストが効いています。

アッパーは毛足の短いスウェードですが、足の甲に触れる部分は、思いっ切りふんだんにシボがギュンギュンに入っています。

 

 

スムースレザーなどと比べて、足に張り付かず、少しドライに感じますね。 履いてると。 これがいわゆる牛革のスムースレザーとかだったら足当たりが全然違ってきます。

 

 

あと、このエルクの革質は全然ペラペラじゃないですし、触ってもらえたら一発でハイクオリティな革質なのは感じてもらえると思うんですが、強靭でありながらかなりソフトなタッチですね。

 

 

今までこの手のレザーサンダルで靴ずれを起こしていた人は世の中でたくさんいると思いますし、最初はそういう認識だったりもすると思います。

 

 

ただ、これはそれが起こらない。 ヤバいよ。

今までのレザーサンダルの概念が変わりますから。

サプライズサンダル。

ヒールには必要最小限の金属パーツがつきますね。

タンは真鍮。 ブラックはなんだろ。

しっかりしてる黒のパーツですけど。

アウトソールもアメージング。

丁寧に丁寧に磨きがかけられ、コバの処理まで見事なベンズレザー。

硬度はかなり高いですね。

 

 

繊維質が詰まりに詰まって、いかにもな強靭さがあります。

 

 

ヒールにはラバー。

写真じゃ伝わりにくいけど、輝きを放つかのように磨き上げられたコバ。

まあ、履けば削れる。

ただ、こういうことまでやれるシューズブランドだからこそ、見えないけど重要な部分までやり切れるから、一つ安心できる材料としてお考え下さい。

 

 

これまでどうしても仕事上、立ってることが多かったからサンダルだと足がすごく疲れることが多かったんですよ。

 

 

でも、このサンダルに出会って変わりましたね。 家にいてどっか出かけるときはPETROSOLAUMのb-sandalで、店にいるときはこればかり。

 

 

普段レザーシューズを履くときは毎日続けて履くことはそんなになくて、一日履いたらその次の日は履かないようにするのですが、これは例外。

 

 

毎日履いて店に来てる。気付いたら。

 

 

無意識で脳と足が選ぶサンダルと言えよう。

これまではこういう感じで2色展開しているものは、だいたい黒じゃない方を選んできたんですけど、ここ最近はできるだけ黒を積極的に身に付けるようにしてるんですよ。

 

 

だから、今回も黒を履いてる。

ソールに厚みがある分、多少見晴らしがこれまで生きてきた人生の中でもよくなってる。多少ね。

高い位置の視点を実現。

 

 

まあ、履いてみると適度にボリュームがあるんですけど、これといって見た目に過剰に主張をしてくることがないので、こういうのがどういうときでも良かったりするんですよ。見た目の面では。

 

 

履いた心地の面で言うと、もはやこのサンダルで履き心地を満足できなかったら人生の中でサンダル履けなくなるかもしれませんね。 そういうレベル。

 

 

ただ、やはりプライスはプライスです。

安価なレザーシューズなどのものよりは高めですね。

だからそんなにたくさんの人に受けないだろうと思って数量は少なめに冷静に抑えてます。 大人だから。

 

 

もちろん長い目で見てもらえることが前提にはなってくるサンダルだと思います。 しかしながら、もともとこういったジャンルのものがお好きな方にはすぐに察知してもらえるものだと思いますし、手にしてくれた方は全員満足してもらえる。

筈。

 

 

実は入荷してたのは少し前なんですよね。 でも、ブランドとしても初めてつくりあげたモデルだったので、まずは自分の中での落とし込み期間がどうしても必要だったんですよ。

履いて、検証してって。

 

 

結果。

これは、 マジ卍でパネェということが分かった。

 

 

プライスもプライスだし、このブログを見てくれる方、み〜んなに勧めたいということは思ってない。

 

 

だけど、みんなが納得してくれるものであることは確か。 素材使い、レジェンドのハンドパワーによる組み上げ。

かなり高い位置まで登り詰めたサンダルだと思うね。

ちなみにこれ、私物ね。

頑張って買いましたよ。

この夏の二足目のサンダル。

 

 

ベビーカーも買わなきゃいけないってのに、自分の足元ばっかり強化しちゃって。

 

 

新品の状態と比べてみると全体的にかなり陰影でましたよ。

 

 

エルクの毛羽はより豊かになり、インソール部分は沈むところが沈んで、かなり立体的になった。

 

 

でも、肝心のクッショニングのラテックスはヘタる気配は皆無。

 

 

これぞ自然の力。

クッショニングにスポンジなどのものを使うと最初は良いけど、どんどん痩せ細って結局なんにもなくなっちゃいますからね。

 

 

経年にも強く、類まれな耐久性。

新品と並べた状態。

分かりますかね?

左が私物で、右が新品。

 

 

まだまだこれからなんだけど、艶が出るとこは出るし、全体的に深みが出ましたね。

 

 

ちなみに不意な雨にも何度も打たれてます。

でも、特段何か不利益を被ることはなかったかな。

 

 

今日から店頭で並べてます。 2020SSシーズンはこれにてサンダルは終了。

 

 

あとはAFOURのスニーカーがいつになったら届くのか。。

 

 

思いっ切りコロナの影響受けてますわ。。。

BACK