こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
今日はPETROSOLAUMについてご紹介させてください。
これからの季節には欠かすことのできないサンダルと、まさに僕が求めていたニュアンスのメッシュベルトが届きました。
、、、というかホントは1ヶ月前くらいに届いてたのを、今日店頭に並べました。笑
気温もリアルになってきたし、そろそろサンダル、必要だと思うので。

PETROSOLAUM
Cage sandals
material _ Cage horse membrane
color _ black
size _ 39,40,41,42
昨年に引き続き登場のCage sandals。
まだ2回目のご紹介だけれど、これはもう名作認定して良いでしょう。
履き物として無視することのできない”履き心地”というスペックと、サンダルらしい軽やかさ、そして身につけるものとしてのカッコ良さ。
全てをしっかり満たしたうえで、オリジナリティ溢れるバックボーンと、丁寧なものづくり。
「サンダルなんてそもそもラフなもんだし適当でいいよね」みたいな諦めは、Cage sandalsには存在しません。

通称”八つ目編み”と呼ばれるメッシュ編み。
大分県の伝統的な工芸品として知られる竹細工で用いられる手法の一つなのですが、PETROSOLAUMはそれをホースレザーでシューズづくりに落とし込みました。
約1cm幅に細切りしたホースレザーに、レザーの重なりを極力排除して芯材を包み込み、5mm幅のレザーテープとして成型。
それを手作業で八つ目編みに。
そうして出来上がったシート状の八つ目編みは、アッパーに合わせて裁断する際に解れてバラバラになってしまうため、裁断するサイズに合わせて仮留めを行ってから裁断する必要があるそう。
そのような特殊かつ面倒な工程を必要とするため、工場さんでの裁断が行えず、PETROSOLAUMのアトリエで荻野さん自らが裁断。
去年のブログでも書いた気がするけど、このような「生産できないじゃん」って状況に直面した時に、自らの手でそれを乗り越える選択肢を持っているというのが、PETROSOLAUMをはじめとしたものづくりができるデザイナーの最大の強みだと僕は思う。
それが希少だとか技術が素晴らしいとかは言うまでもなく、僕はそれ以上に”そうじゃなきゃできないものができる”という点に魅力を感じる。
誰でもデザイナーを名乗ることができるこの時代において、そういう人なら諦めてしまうポイントを自分の手で成立させるなんて超カッコいいじゃん。
凛とした表情の八つ目編みの奥には、そういう熱というかエネルギーというか、佇まいの強さを感じます。

ヒールのストラップは穴が三つ。
最初に選んでいただく時には真ん中もしくは一番緩いホールで留まるくらいが丁度良いと思います。
Cage sandalsのストロングポイントの一つでもあるけど、素足でもソックスありでも着用できるからこそ、それくらいのフィット感から馴染ませていくのが良いと思います。
サイズ選びとしては、ハーフサイズの展開が無いので、O-Lastのものと同様の選び方で良いと思います。
つまり03Lastのサイズから比べると、ハーフorワンサイズアップ。
詳しいサイズガイドは店頭でもお電話でもメールでも文通でもなんでもご対応いたしますのでお気軽にお尋ねください。

PETROSOLAUM
Cage sandals
material _ Cage horse membrane
color _ brown
size _ 39,40,41
そして今年は新色が登場です。
black以上に品と色気を感じるbrown。

少し赤みの効いたブラウンで、特にメッシュ部分はそれぞれのレザーテープの色味や風合いの微差がブラックよりも分かりやすく、めちゃくちゃ良い表情だと思います。
色や柄のソックスを合わせる楽しさは、ブラウンに軍配が上がりそうです。

アウトソールのカラーもアッパーに合わせて濃いめのナチュラルカラー。

ブラックの方はカラーを合わせています。

実は、今の時期がサンダル日和です。
梅雨になれば雨が増えるし、梅雨が明けるのを待つと、もうすでにSUMMER。
程よく暖かくなってきた今の時期から、ソックス合わせでサンダルを馴染ませて、夏本番に素足解禁の計画的なスケジュールでいきましょう。
今年初めて知った方も、昨年マイサイズを逃してしまった方も、お早めにご覧いただけましたら幸いです。
、、、そしてそして、

PETROSOLAUM
Hand braided handle belt
color _ black
size _ 2,3
新作のメッシュベルト。
これ、最高です。
僕は長いことT.Tの泥染めベルトをエースとして使い続けていて、それはめちゃくちゃ満足しているものなんだけれど、ローラーバックルであるということが小さな欠点だった。
無段階で調節できるしそれはそれで最高なんだけど、どうしてもガチャベルト感が出てしまうのでジャケットを着る時とかセットアップの時にはハマらないなぁと課題を感じていた。
そうなった時に、プレーンのレザーベルトはもちろん持ってるからそれでもいいんだけれど、気分的にはメッシュベルトが欲しかった。
ただ、このメッシュベルトってやつが難敵なのよ。
メッシュベルトという選択肢はベルト界のひとつの王道として存在するので、世の中にはピンからキリまで幅広く作られていると思うのですが、僕が求めるものを具現化してくれてるメッシュベルトにはずっと出会えなかった。
なぜかと言うと、つくりがしっかりしていて、余計な装飾がないメッシュベルトとなると、途端にクラシカルなニュアンスのものばかりに選択肢が偏り始めるから。
でも別に普段僕が着る洋服はCASANOVA&COに並ぶブランドばかりだから、ベルトだけいきなり「made in ITALYのクラシカルなものですー」ってなるのもなんかカッコいいズレ方ではない気がして、良いベルトだなと思うものがあっても購入することはなかった。
そうして半ばベルトのことなんてどうでも良くなっていた頃に、PETROSOLAUMの展示会。
見て3秒で決めてました。
レザーのクオリティ、
メッシュの細かさ、
バックルとのバランス、
そして、過度ではない主張。
完璧だと思います。
「ここがもっとこうだったら良いのに〜」がマジで1つもない。
なんだか夢が叶ったような気分です。

ベースとなる素材は、先ほどのCage sandalsと同じホースレザーのオリジナルテープ。
これを、ハンドで編み編み。
ただし、普通のハンドメッシュではありません。

バックル付近は通常の平編みですが、


途中で、丸編みにトランスフォームする。
つまり、平編みでフラットに始まったベルトが、途中でチューブ状の丸編みに変化し、また先端付近で平編みに戻るという、変則ハンドメッシュ。

見えにくいですが、裏から見るとその編みの変化が見て取れます。
もちろんこんな変則的な仕様はハンドじゃなきゃ出来ません。
これに出会う前にメッシュベルトを探していた時も、なんとなく「どうせならハンドがいいなぁ」とは思っていましたが、明確な理由はそこにはありませんでした。
ただ、これに関しては、違う。
”ハンドがいい”のではなく、”ハンドである理由がある”ということが何よりも価値があると思った。
これもさっきのCage sandalsの裁断の話に繋がるんだけど、僕はハンド=良いという単純な付加価値にこだわりはない。
きっと荻野さんはこのメッシュベルトをつくる時に「PETROSOLAUMにしかないものをつくろう」と考えたと思うのですが、それを職人さんの手だからこそ実現可能なデザインで表現しているということが本当の価値だと思う。
そうして出来上がったものが驚くほどカッコよければ、それがハンドかどうかというポイントは主題ではなくなる。
でも、僕はそれでいいと思う。
どうつくっているかはもちろん重要だけど、それ以上にそのものが持つ”スタイル”が重要だと思うから。
そこに対して、ハンドというプロセスが必要であっただけ。
そういう意味で、このPETROSOLAUMのメッシュベルトは、めちゃくちゃPETROSOLAUMらしい仕上がりだと思います。

サイズ2をスタッフの大野に着用してもらいました。
彼は腰が細いのでサイズ2でも少し垂れるくらいの長さになります。
大体32インチくらいの方まではサイズ2で対応できると思います。

脇の部分で、平編みから丸編みへと変化します。

背中側から見ると、レザーのチューブで縛っているような見え方です。
これからの季節、トップスが軽くなってシャツやTシャツをタックインする事もあると思いますが、ベルトの見え方だけで違いをつくることが出来る。
たかがベルト、されどベルト、です。
僕が最近やたらとSARTOのシャツをタックインしているのは、このベルトに感化されたから。笑
ベルトはただパンツを留めるためのものではなく、ここからも服装に影響を与えるものだと僕自身も改めて実感しました。
気にしていただける方は、ぜひ試してみてください。