鞄と向き合う

 

 

 

 

 

 

こんにちは。


 

 

CASANOVA&COの中山です。


 

 

今回は洋服ではなく、


 

 

革靴でもなく、



 

 

 

 

カバン。



 

COMOLIのカバン。



 

ヘンプダック ショルダーバッグです。





 

 

 

 

 

 

 

 

COMOLI

ヘンプダック ショルダーバッグ

color _ BROWN



 

 

 

 

僕自身、通勤時のカバンとして毎日使っているヘンプダック ショルダーバッグ。


 

 

今までは、あるブランドのリュックサックを使って出勤していました。


 

 

ヘンプダック ショルダーバッグに変えようと思い立った当初は、雰囲気も良いし容量もしっかり確保されているし旅行にも使えるなと思っていました。

 

 

 

手元にやってきてから、使い続けていく中でハッとさせられたんですよ。


 

 

なので、ブログにしようと思い、時差が激しめですがご紹介させて下さい。

 

 

 

 

 

 




 

 

 

そもそもですが、元々使用していたリュックサックが嫌になった訳ではないんです。


 

 

今でも気に入ってますし、背負えた方がいい時には活躍してもらっています。



 

何にハッとしたのかと言いますと、鞄という道具としてのデザインの違い。



 

 

 

 

元々使用していたリュックサックよりもCOMOLIのショルダーバッグの方が優れているという話ではありません。



 

 

 

 

元々使っていたリュックサックは、パソコンを入れるポケットがきちんとついていたり、リュック用の防水カバーがついていたり、さっとものを取り出すことができるポケットが配置されていたり、とにかく使うことにおいて”便利”に出来ています。


 

 

だから今でもとても気に入っています。



 

その便利さと自身が求める機能性が一致して購入しました。



 

鞄=満足できる機能性が搭載されているもの


 

 

という感覚で良し悪しを判断していました。


 

 

便利な機能性を持つ鞄がいいデザインであると思ってました。


 

 

その感覚”も”、間違っていないと今でも思います。



 

 

 

 

その感覚の中で、COMOLIのヘンプダック ショルダーバッグを持っていた当初は困惑。

(肩にかけている様は、迫力のある大きさながらくたびれた雰囲気で気に入っておりましたが。)


 

 

大容量の大きなメインのポケットと背面にスナップボタンで開閉可能な外ポケットがあるのみ。


 

 

え、鍵とかお財布とかどこに入れようと迷いましたよ。


 

 

自分がどこに何があれば使いやすいのか・見つけやすいのかを色々と考えた結果、ショルダーベルトにクライミングをしていた時に使ってた大きなビナをつけて、さながらキーリングの様にして解決させました。


 

 

 

 

 

これをつけた時にハッとしたんです。


 

 

先述した通り、COMOLIのショルダーバックは驚くほどにシンプル。


 

 

ポケットは2つでどちらも特大。

 

 

 


 

 

機能としてはこれらのみ。


 

 

そこにビナをつけた時、「君ならどう使うんだ?」と鞄に問われたかのようで、自分のための鞄とするための余白を持ったデザインになっているんじゃないか、、、?


 

と、直感。


 

 

 

 

 

鞄の前提条件である”ものを運ぶ”ということにおいてはとてもとても頼りがいのある大きさと、堅牢な造り込みなんですよ。


 

 

 

 

 

 

マッチョと表現したくなるほど安心感のあるショルダーベルト。

 

 

 


 

 

 

 

 

ワイドで、しなやかで、ギチギチ密度。(良質な筋肉と一緒)

 

 

 



 

 

 

 

内側もすごいですよ、内容量が多い分、重みに負けないように四隅がしっかりとショルダーベルトと同じ素材でパイピング。

 

 

 


 

 

 

 

 

フラップが縫い付けられているところも同じ素材でガッチリと。

 

 

 

 

 


 

 

 

底面には芯材がきちんと入っています。

 

 

 



 

 

 

 

”ものを運ぶ”という鞄としての機能性の大枠と物性としての寿命をがっちり満たした上で、細かな機能をより絞る事なく使用者に委ねられた鞄なんだと気が付きました。



 

あとは長く使う上でどの様に工夫をし機能性を拡張していけるか。



 

どうやったら便利になるだろうかとか考えるのは面倒かもしれませんが、


 

 

そうやって、あれこれ工夫してやってみて、改善してを繰り返すことって結構楽しかったりします。



 

そうして一旦出来上がった物には不思議と愛着が湧くし、僕はこれが良いんですよねーってなってくる物になりました。



 

 

 

 

便利な世の中で生まれ育ってきたので、自ずとある物の中から選ぶだけになっていたなぁと思いました。


 

 

確かに、自分に適した道具が欲しいのならば、自ら工夫し改善していくことが最も近道ですね。



 

道具と向き合うことができるデザインに気付かされました。


 

 

向き合えるデザインもまたいいデザインです。



 

 

 

 

僕も使い始めて半年経たないくらいですが、やっと硬さが取れて、形が馴染み、ヘンプの毛羽がすこーし出てきたくらいです。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

まだまだ付き合いは長くなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CASANOVA&CO

中山

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