DAN TOMIMATSU Part 1

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ致しましたDAN TOMIMATSUのイベント。

 

 

 

 

 

今日から改めて、少しずつブランドのコレクションを紹介させて頂きますね。

 

 

 

 

 

ただ、15年以上の歴史あるブランドのジュエリーコレクションです。

 

 

 

 

 

6日(土)からのイベントでは、ほとんど全てと言っても良いほどのコレクションのバリエーションを用意していますからね。

 

 

 

 

このブログの中で紹介するものは、ほんの、ほっっんの、一部中の一部と思ってもらえたら良いですよ。

 

 

 

 

期間中は、オーダーイベントということで、ご希望頂けた方のご注文を承らせて頂くのはもちろん、すぐにお買い物頂き、お持ち帰り頂けるものも取り揃えています。

 

 

 

 

かなりの量があると思いますからね。

 

 

 

 

今まで何年も開催してきましたが、今回が一番かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランドの一番最初のコレクション。

 

 

UNBOUND (アンバウンド)。

 

 

 

その中でも、Rubber Band Braceletから始まったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華奢な線で構成されながらも、その素材の圧倒的な美しさ、日本が誇る職人の磨き技術により、着用時には、とても目を惹くRubber Band Bracelet。

 

 

 

 

"Rubber Band"というように、「輪ゴム」がモチーフになっているというのは、ブランドを知って頂けている方々には、既知のことだと思う。

 

 

 

 

 

6年ほど前だったかな。当店で初めて取り扱いをしたのがそれくらい。

 

 

当時、僕も初めてのDAN TOMIMATSUを手にしたのは、このRubber Band Braceletだった。

 

 

 

 

 

DAN TOMIMATSUのジュエリーは、全体を通して言うことができるのが、

 

 

 

 

 

"デザインをほとんどしていない"ということ。

 

 

 

 

 

ジュエリーやアクセサリーというものでも、世の中に存在をするのは、そこに目を引く要素を取り入れようと、"何かデザイン"をしているものばかりだと思うんですよ。

 

 

 

 

それは、商品として、市場での差別化を図るためには必要なことだと思う。

 

 

 

でも、そういうものは僕にとっては過剰なんですよ。多くの場合。

 

 

 

 

 

 

だけど、DAN TOMIMATSUは、そのような考え方とは少し異なるの。

 

 

 

 

 

DAN TOMIMATSUの富松 暖さんは、"装飾品"としての"ジュエリーが生まれた理由"をブランドとして探究し、突き詰めて、その根本である"真相"をコレクションで表現してるように思います。

 

 

 

 

 

だから、ブランドの中でも広く認知されている"UNBOUND"コレクションでは、日常生活に普通に存在するものをモチーフとしてる。

 

 

 

 

 

ジュエリーというものは、身に付けることで、装飾的になることはもちろんそうなのですが、結婚もしくは婚約をはじめとした"社会的な表現"としての機能を持つ。

 

 

 

 

あとは、心理的なものを代表するように精神的な側面。

 

 

 

 

昨日のブログで僕自身もそうであるように、仕事に向ける自分自身の気持ちを保つことを手助けしてくれるような内面性がある。

 

 

 

 

ただ、着ることで身体を保護することに直結する"衣服"や、足を保護する役割を持つ"靴"とも異なる。

 

 

 

 

"鞄"は、中に物を入れて持ち運ぶことができる機能を持つ。

 

 

 

 

"眼鏡"は、紫外線をカットしたり、見える範囲を調整する機能を持つ。

 

 

 

 

"帽子"は、日除けになったり、僕のような丸坊主の頭を夏でも冬でも守ってくれる機能を持つ。

 

 

 

 

そのような身に付けるものの中で、"機能に直結することがない"のがジュエリー。

 

 

 

 

 

 

ジュエリーだけは、特異な存在である。

 

 

 

 

 

だから、UNBOUNDコレクションでは、そのような"機能を持つことがない"ジュエリー(装飾物)を、現実で"何かを留める機能"のために生まれたものをモチーフとしているの。

 

 

 

 

 

"輪ゴム"、"ヘアゴム"、"テープ"、"クチュールピン"、"キャビネットのフック"、、、

 

 

 

 

 

そのようなモチーフから生まれたジュエリーを身に付けることで、所有する方の内面的部分である、精神性や記憶、情景を留めることができるように。

 

 

 

 

 

という考えを持ってつくられてるのがUNBOUNDコレクション。

 

 

 

 

 

その考え方、モチーフとなるものに対して、実際にDAN TOMIMATSUのジュエリーを形づくるのは、非常にクオリティの高いSILVER 925(DAN TOMIMATSUのシルバーは、金属アレルギーが発症した例がないそうです)や、K18やK10のゴールドの素材。

 

 

 

 

 

そこに加えて、さっきも言ったけど、日本が誇る非常に高い技術を持ったジュエリー職人が一つずつつくっていく。

 

 

 

 

 

その生産過程は、スピーディーに量産していく種類のものではなく、ブランドで目指す形があるから、UNBOUNDでは職人の"手"そのものじゃないと形づくることができないの。

 

 

 

 

 

 

人間が不必要なデザインを加えることなく、元となった"機能物"の特徴を残してつくる。

 

 

 

 

 

 

そこには、DAN TOMIMATSUの全ての礎となる"思想"がすごく込められてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K10 ホワイトゴールド、K18 イエローゴールド、K10 ピンクゴールドで完成されたRubber Band Bracelet。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、"クチュールピン" がモチーフになったCouture Pin Pierce。

 

 

 

写真の素材は、左からK18 イエローゴールドと、PT900(プラチナ)です。

 

 

 

クチュールピンというのは、洋服のパターン設計の際や、縫製の際に使うピンのことですね。

 

 

 

それは"生地を留める"ためのもの。

 

 

 

そのピンをモチーフとしたピアス。

 

 

 

 

ここ最近は、店頭ではDAN TOMIMATSUのピアスの取り扱いをしてこなかったのですが、Couture Pin Pierceをはじめとして、ピアスのラインナップも期間中はいろいろ見てもらえると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、こちらはK18 イエローゴールドのRubber Band Ring。

 

 

 

それが三連になったBand Triple Ring。

 

 

 

どちらも磨きがかかったポリッシュ仕上げ。

 

 

 

普段の店頭では、ラインナップをしていないもの。

 

 

 

素材は、SILVER 925、K10のイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、K18のイエローゴールドとモデルやサイズ、仕上げだけではなく、使用する地金から選べるのもDAN TOMIMATSUのジュエリーとしての特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、Hair Band RingとTape Ring Short。

 

 

"輪ゴム"がモチーフとなるRubber Bandシリーズは、使用する地金が角のある光の反射をするのですが、形状が変わるとやはり見え方も大きく変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、こちらは、UNBOUNDコレクションのスペシャルジュエリー。

 

 

 

Tape Bangle Fold K18 YELLOW GOLD。

 

 

 

物理的に限界値という薄さ。

 

 

 

それを職人が"手で曲げてる"。

 

 

 

 

僅か"0.3mm"。物性として、ギリギリの厚みだそうです。

 

 

 

"0.3mm"ですよ。

 

 

 

しかも、"手曲げ"。

 

 

 

 

0.3ミリの厚さのプレートを"鍛造(たんぞう)"でつくることができる技術を開発し、それを二重にし、"折り曲げ"・"少しズラして"くっつけたK18 イエローゴールドのバングル。

 

 

 

 

このTape Foldシリーズは、バングルの他にリング、そして当店では初登場のイヤーカフもあるのですが、上記の通り、"物性として保つことのできるギリギリの薄さ"。

 

 

 

 

ただ、実際には、そうとは感じさせない程に、見事に形にしているのは、橋の建設理論を応用した考え方で構築しているから。

 

 

 

 

これも驚き。ジュエリーを通して、発見がいろいろあるのがDAN TOMIMATSU。

 

 

 

 

 

写真は、マットなナチュラル仕上げ。

 

 

 

 

ナチュラル仕上げは、着用を続けると、次第に自然に磨かれ、輝きを放つようになってくる。

 

 

 

 

DAN TOMIMATSUでは、職人の卓越した磨き技術も大注目だけど、僕はこのマットな仕上げに魅了されてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途轍もなく、美しく、力強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらもね、期間中は並びますからね。

 

 

 

その凄みを是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、こちら。

 

 

"ENLINK (エンリンク)"コレクション。

 

 

 

写真は全て、K18 イエローゴールドに、"K18 イエローゴールドの糸"を巻いたもの。

 

 

 

奈良県出身の富松 暖さん。

 

 

 

1400年前の飛鳥時代に、当時、工芸技法とされていた"金から糸を取り出す"というものがあったそうです。

 

 

 

その技法を職人技で現代に甦らせたという驚愕のもの。

 

 

 

金から糸を取り出すって、どうやってやってんの。というシリーズ。

 

 

 

しかも、K18の糸を手巻きしてますからね。

 

 

 

非常に複雑工程が重なって出来上がってるENLINK。

 

 

 

 

これまでは、SILVER 925のベースにK18 イエローゴールドの糸を巻いているものを中心に皆様にご覧頂いていましたが、上記の写真のように、今回は、K18×K18のものがいろいろ揃ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"K18 × K18"。

 

 

同じイエローゴールドでも、リングそのものと糸との見え方が異なり、光の反射で、それぞれがコントラストとして浮かび上がる。

 

 

 

力強さと繊細さ。

 

 

 

 

この両方を兼ね備えるのがENLINKのシリーズです。

 

 

 

 

写真では、リングとなりますが、この他に、バングル、ピアスを用意しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、最後に紹介するのは、こちら。

 

 

 

"MARBLE (マーブル)"。

 

 

 

これもすごい。

 

 

 

 

僕自身は、金糸のENLINK同様に、MARBLEのようなものもDAN TOMIMATSU以外では、全く出会ったことのないシリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真をご覧頂けると、2色の地金がマーブル状に混ぜ合わされてるのが分かると思います。

 

 

これは、"K18 イエローゴールド"と"K18 ホワイトゴールド"の2つのK18が組み合わされ、一つになったもの。

 

 

 

 

これもDAN TOMIMATSUが職人と開発し、生み出した素晴らしい技術。

 

 

 

 

 

2色のK18が一つになる様は、例えば"ペアリング"や、"結婚指輪"としても相応しいものだと思っています。

 

 

 

 

 

MARBLE RINGは、オーダーのみとなりますが、もちろんそのような大切なものとして選んで頂けた場合には、内側に刻印を入れることも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間がデザインできない複雑な混ざり方をしたマーブル。

 

 

 

ずっと見ていても、その様に飽きることなく、見続けていられる。

 

 

 

それは、同時に日頃、ふっと目に入る指先に付けるものだからこそ、その瞬間、瞬間によって、いろんな表情を見せてくれると思います。

 

 

 

リングそのものの形状は、とてもシンプルですが、その分、2つの混ざり合うゴールドがとても際立つ指輪です。

 

 

 

ペアのものを何か考えられている方には、特別な存在になってくれると思いますよ。

 

 

 

 

 

明日は、また別のものを紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

BACK